クリミア大橋を破壊したとされる「水上ドローン」とは? ウクライナは「攻撃用無人舟艇」の開発に成功したのか?
What are the aquatic drones reportedly behind strike on Crimea Bridge?
ウクライナ軍が水上ドローンで橋を攻撃した疑いについて、詳細はほとんど確認されていないが、軍事専門家のデービッド・ハンブリングによれば、ウクライナ側はこれまでロシア軍を攻撃するのに複数種類の水上ドローンを使用してきた。シンクタンク「米海軍分析センター」のサミュエル・ベンデットは、現時点では水上ドローンについて、専門家でもその外見さえよく分かっていないと話した。
ロシアはこれまで、ウクライナ軍がセバストポリにあるロシア黒海艦隊の基地をはじめ、クリミア半島にあるロシアの複数の軍事基地を水上ドローンで攻撃したと繰り返し主張。16日には、セバストポリでウクライナの無人航空機7機と水上ドローン2機による攻撃を「阻止した」と明らかにした。
ハンブリングは17日に本誌に対し、ウクライナが過去に使用した水上ドローンは全長6メートル未満で、最高速度は時速約80キロメートルだったと述べた。
安価な使い捨て攻撃舟艇
約180キログラムの爆発物を積んだこれらの水上ドローンは、橋のような大きな構造物の攻撃に一般に使われる兵器よりも破壊力は小さいと彼は指摘。しかしそれでも「大きな損傷をもたらす」ことは可能だし、より大型の無人艇が使われたが検知されなかった可能性もあるとハンブリングは述べた。またベンデットは本誌に対し、クリミア大橋にはセンサーやカメラが取り付けられているが、周囲の海や空を監視することは難しいと説明した。
ウクライナ側は比較的安価な無人艇を使うことで、ロシアの作戦に大きな混乱をもたらすことができるとベンデットは指摘。ウクライナは「安価で使い捨てが可能な攻撃用舟艇」をつくり出すことに成功したと述べた。
専門家は、ウクライナが攻撃に使用した水上ドローンは小型で水面ぎりぎりを進むため、ロシア軍が目視あるいはレーダーやソナーで検知するのは非常に難しいと指摘する。水上ドローンは「標的のすぐ近くに到達するまで、波に隠れてよく見えない」可能性があるとハンブリングは言う。
西イングランド大学のスティーブ・ライト上級研究員(航空学)は17日に本誌に対し、レーダーなどのシステムは、そのような小型の無人機を検知するようにできていないと説明した。
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