最新記事
事件

韓国美人インフルエンサー、カンボジアで赤い布にくるまれ遺体で発見 3月にインスタ止めた後、何が起きた?

2023年6月14日(水)20時55分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

BJアヨン

配信活動の中止を告げたBJアヨンのインスタグラム


カンボジア警察は、拘束した中国人夫婦が運営する病院が正式に保健当局の許可を受けて営業していたかどうか、さらには診療の過程で過失がなかったかなどを捜査しているという。また警察は正確な死因を究明するために、司法解剖が必要だとしているが、現地に行っている遺族は、反対意見を示して速やかに葬儀の手続きを終えたいと主張していることが分かった。

警察が指摘するようにカンボジアには無許可で営業している病院が多いという。実際、カンボジアで生活していた韓国の元芸能人ソ・セウォンも今年4月20日、首都プノンペンで韓国人が経営する無許可のクリニックで点滴を受けていたところ突然死したことが知られている。

深まる謎......

一連の報道を受けてジャーナリスト出身のユーチューバー、イ·ジンホは12⽇、ユーチューブチャンネルを通じて「アヨンさんは⼀⼈で現地に⾏ったのではない。知⼈⼥性と⼀緒だったというが、アヨンさんがトラブルにあってから3⽇間、この女性は警察などに通報しなかったそうだ」と疑問を呈した。

そして「点滴または⾎清注射を受けている途中で死亡した場合は、事件ではなく医療事故ではないか。それにもかかわらず、病院の経営者たちは遺体を遺棄した。しかも遺棄する⽅法も不審な点が少なくない。遺体を市街地で遺棄しているが、カンボジアにはジャングルもあり、なぜそうした場所ではなく、すぐに見つかる市街地に遺棄したのかも謎だ」と語った。

水着などセクシーな姿を配信することで、投げ銭による収入もあった人気インフルエンサーが、なぜ突然ネットの世界に別れを告げて、異国の地で謎の死を遂げたのか。謎は深まるばかりだ。

>>BJアヨンのセクシーな画像を見る

試写会
『クィア/Queer』 ニューズウィーク日本版独占試写会 45名様ご招待
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米債市場の動き、FRBが利下げすべきとのシグナル=

ビジネス

米ISM製造業景気指数、4月48.7 関税コストで

ビジネス

米3月建設支出、0.5%減 ローン金利高騰や関税が

ワールド

ウォルツ米大統領補佐官が辞任へ=関係筋
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に高く、女性では反対に既婚の方が高い
  • 2
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来が来るはずだったのに...」
  • 3
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が書かれていた?
  • 4
    ウクライナ戦争は終わらない──ロシアを動かす「100年…
  • 5
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 6
    悲しみは時間薬だし、幸せは自分次第だから切り替え…
  • 7
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
  • 8
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 9
    クルミで「大腸がんリスク」が大幅に下がる可能性...…
  • 10
    【徹底解説】次の教皇は誰に?...教皇選挙(コンクラ…
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 4
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 5
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 6
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 7
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 8
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来…
  • 9
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 10
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 10
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中