パラグアイ大統領選、与党ペニャ候補が16ポイント差で当確 台湾との外交関係維持へ
パラグアイで4月30日、大統領選の投開票が行われ、台湾との外交維持を掲げる保守系与党コロラド党の候補サンティアゴ・ペニャ氏(44、写真中央)が当選を確実にした。同日、首都アスンシオンの党本部で撮影(2023年 ロイター/Agustin Marcarian)
パラグアイで30日、大統領選の投開票が行われ、台湾との外交維持を掲げる保守系与党コロラド党の候補サンティアゴ・ペニャ氏(44)が当選を確実にした。開票率96%の時点で中道左派の対立候補に16ポイント近い差をつけている。
公式集計によると、経済学者のペニャ氏の得票率は42.8%で、弁護士のエフライン・アレグレ氏の27.5%となった。
パラグアイは、台湾と正式な外交関係を維持している13カ国のうちの一つ。ペニャ氏は台湾との関係を維持するとし、アレグレ氏は台湾との関係が大豆や牛肉の対中輸出を困難にしていると批判していた。
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