最新記事
英王室

アーチーとリリベットはエリザベス女王の葬儀に参列する?

Queen Elizabeth funeral: Will Archie, Lilibet attend? Here's what we know

2022年9月12日(月)16時56分
ニカ・ベルトゥダゾ

アーチー王子殿下の洗礼式(2019年7月6日) Chris Allerton/REUTERS

<祖父の即位で王子/王女の称号は得たけれど......>

イギリスのエリザベス女王が9月8日、96歳で崩御した。葬儀は19日に予定されているが、その詳細はまだ明らかになっていない。葬儀を巡って多くの王室ウォッチャーが注目しているのが、孫のヘンリー王子とメーガン妃の間に生まれ、女王の逝去に伴い新たに王子殿下と王女殿下になったアーチー(3)とリリベット(15カ月)が参列するかどうかだ。

オーストラリアのニュースサイト、ナウ・トゥ・ラブが報じたところでは、葬儀にはエリザベス女王の4人の子供たち──新国王チャールズ3世、アン王女、エドワード王子、アンドルー王子──を初め、王族の大半が出席する見込みだ。

もちろん、チャールズの長男で新たに皇太子となったウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃も出席すると見られる。

葬儀にはチャールズの次男ヘンリー王子もメーガン妃とともに出席すると言われている。ちなみにメーガンは最近、自身のポッドキャストや雑誌のインタビューで王室を酷評したとして非難を浴びている。ヘンリー王子夫妻は10日、皇太子夫妻とともに、ロンドン郊外のウィンザー城の周囲に追悼のために集まった市民の前に姿を見せた。

ウィリアム皇太子の子供たちは出席予定

まだ公式発表はされていないものの、ナウ・トゥ・ラブによればウィリアム王子の3人の子供たち──ジョージ王子(9)、シャーロット王女(7)、ルイ王子(4)は葬儀に出席する予定だという。昨年春のエリザベス女王の夫エディンバラ公フィリップ殿下の葬儀の際は、ソーシャルディスタンスなど新型コロナウイルスの感染予防措置が厳しかった時期で出席しなかった。

一方で、アメリカに住むヘンリー王子夫妻の子供たちの出席についてはまだ分からない。ナウ・トゥ・ラブは子供たちはすでにイギリスに向かったと伝えているが、確認はされていない。

ナウ・トゥ・ラブによれば、まだ幼いなどの理由から、ヘンリー王子夫妻が子供たちを連れてこない決断をした可能性もある。一方で、エリザベス女王が死去したことで「国王の孫」となった子供たちが「王子」「王女」の称号を与えられたとも伝えられている。

いずれにせよ、正式な発表はこれから。ヘンリー王子一家のことが気になる人は、それまではいかなる情報も眉唾ものだと思って受け止めておいたほうがいい。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

GDPギャップ、25年4―6月期は需要超2兆円=内

ビジネス

午後3時のドルはドル147円付近、売り材料重なる 

ワールド

ロシア、200以上の施設でウクライナの子どもを再教

ワールド

アングル:米保守活動家の銃撃事件、トランプ氏が情報
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本の小説36
特集:世界が尊敬する日本の小説36
2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェイン・ジョンソンの、あまりの「激やせぶり」にネット騒然
  • 3
    腹斜筋が「発火する」自重トレーニングとは?...硬く締まった体幹は「横」で決まる【レッグレイズ編】
  • 4
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 5
    ケージを掃除中の飼い主にジャーマンシェパードがま…
  • 6
    観光客によるヒグマへの餌付けで凶暴化...74歳女性が…
  • 7
    電車内で「ウクライナ難民の女性」が襲われた驚愕シ…
  • 8
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 9
    【クイズ】世界で1番「島の数」が多い国はどこ?
  • 10
    「この歩き方はおかしい?」幼い娘の様子に違和感...…
  • 1
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 2
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 3
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれば当然」の理由...再開発ブーム終焉で起きること
  • 4
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 5
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 6
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 7
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
  • 8
    【クイズ】世界で1番「島の数」が多い国はどこ?
  • 9
    埼玉県川口市で取材した『おどろきの「クルド人問題…
  • 10
    観光客によるヒグマへの餌付けで凶暴化...74歳女性が…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 6
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 7
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 8
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 9
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 10
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中