最新記事

学び

池江璃花子選手の母が明かす、何があっても乗り越えられる「強い心」の育て方...ほか(新刊本紹介)

2022年2月1日(火)10時56分
flier編集部
池江璃花子

Issei Kato-REUTERS

<会議を有意義にする7つの法則、仕事の成果を上げる「かわいさ」、生きがいが手に入る「学び」、池江璃花子を育てた「強い心」──強さとしなやかさを学ぶ4冊を紹介>

各出版社の「これはぜひ推したい!」という新刊本を紹介。発行に携わった出版社の担当者たちが、それぞれの本のエッセンスやおすすめのポイントなどをご案内します(この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)。

「この会議必要?」を解消する極秘ノウハウ

『IBM流シンプル会議』
 著者:小山太一
 出版社:秀和システム
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

会社勤めの方なら、さまざまな会議に出席する機会があると思います。

出版社の編集者もそれは同じで、毎週の進行会議や企画会議などなど、準備も含めるとかなりの時間を会議に費やしています。

もちろん、それも大切な仕事のうちなのですが、正直なところ「この会議が良い本、売れる本を作ることにつながるの......?」と疑問に感じるときも(笑)。

そんな、会社員なら誰でも一度は感じたことがあるであろう「ムダをなくして、もっと会議を効率化したい!」「会議をする以上、参加する価値のある有意義なものにしたい!」という悩みを解決するために作った本です。

著者は日本アイ・ビー・エムで35年間活躍し、数十億円規模の大型案件も数多く手がけた大ベテランのコンサルタントの先生です。

IBMは提案型営業に強みがあることで有名ですが、その強みの源泉ともいえる「CPS(カスタマープランニングセッション)」という手法について書いていただきました。

CPSは、そもそもは1960年代にシカゴの営業所で生まれ、「7つのルールを守るだけ」という手法のシンプルさと効果の高さから、世界中のIBMに広まった会議手法です。

歴史ある手法であり、今なお現場で活用されているものですが、これまできちんと解説した本がなく、事実上、門外不出の極秘ノウハウとなっていました。

これを初めて、一般の方にもわかりやすく解説したのが、この本です。

きっと、みなさんの会社の会議を改善するヒントも見つかるでしょう。
(秀和システム第4編集局)

仕事ができる人の秘密は「かわいさ」にあった

『なぜか感じがいい人の かわいい言い方』
 著者:山崎拓巳
 出版社:サンクチュアリ出版
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

「自分もこんなにがんばっているのに、なぜあの人ばかり仕事がうまくいくんだろう?」
と感じたことはありませんか。

その理由は、もしかすると仕事の能力やがんばりよりも、ふだんのコミュニケーションのしかたに関係しているのかもしれません。

この本は、失礼ではないし、かしこまってもいない、それなのに人とすぐにうちとけられる。(また会いたい)(いっしょに仕事をしたい)(この人の力になりたい)と感じてもらえる、ビジネス仕様の「ひと言」会話術です。

社会人向けに約35年間、年200回以上セミナーをおこなってきた著者が、ノウハウを凝縮したコミュニケーション術、通称「かわいい言い方」を明かします。

会話はいつだってケースバイケース。だから会話術は(なかなかマネできない......)と感じるものが多いもの。でもこの本で紹介するフレーズは、大人の言い方「お目にかかれてよかったです」→かわいい言い方「もっと早く知り合いたかったです」のように、男女・年齢を問わず、誰にでも実践しやすいものばかりです。ぜひお試しください!
(編集者・橋本圭右)

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

マレーシア製品への新たな米関税率、8月1日発表=首

ビジネス

中国、エヌビディア「H20」のセキュリティーリスク

ワールド

キーウ空爆で6人死亡、6歳男児と母親も 82人負傷

ビジネス

石破首相、自動車メーカーと意見交換 感謝の一方で更
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプ関税15%の衝撃
特集:トランプ関税15%の衝撃
2025年8月 5日号(7/29発売)

例外的に低い日本への税率は同盟国への配慮か、ディールの罠か

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 2
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから送られてきた「悪夢の光景」に女性戦慄 「這いずり回る姿に衝撃...」
  • 3
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目にした「驚きの光景」にSNSでは爆笑と共感の嵐
  • 4
    日本人の児童買春ツアーに外務省が異例の警告
  • 5
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 6
    【クイズ】1位は韓国...世界で2番目に「出生率が低い…
  • 7
    一帯に轟く爆発音...空を横切り、ロシア重要施設に突…
  • 8
    M8.8の巨大地震、カムチャツカ沖で発生...1952年以来…
  • 9
    街中に濁流がなだれ込む...30人以上の死者を出した中…
  • 10
    「自衛しなさすぎ...」iPhone利用者は「詐欺に引っか…
  • 1
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 2
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの習慣で脳が目覚める「セロ活」生活のすすめ
  • 3
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜つくられる
  • 4
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経…
  • 5
    航空機パイロットはなぜ乗員乗客を道連れに「無理心…
  • 6
    中国が強行する「人類史上最大」ダム建設...生態系や…
  • 7
    いま玄関に「最悪の来訪者」が...ドアベルカメラから…
  • 8
    【クイズ】1位は韓国...世界で2番目に「出生率が低い…
  • 9
    「様子がおかしい...」ホテルの窓から見える「不安す…
  • 10
    枕元に響く「不気味な咀嚼音...」飛び起きた女性が目…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 3
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅で簡単にできる3つのリハビリ法
  • 4
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 5
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの…
  • 6
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 7
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜…
  • 8
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 9
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
  • 10
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中