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リベンジポルノの被害女性が「婚外交渉罪」に モロッコ刑法の理不尽

Jailing of Revenge Porn Victim in Morocco Sparks Calls to Change Sex Laws

2021年2月10日(水)18時00分
ダニヤ・ハジャジ

イスラム圏のフェミニスト、アスマ・ラムラベットはフェイスブックへの投稿で、刑法第490条は「今日のモロッコでは受け入れられない」と書いた。

「宗教が結婚相手以外との性交渉を禁じているとしても、社会の中では、成人同士が私的に行う行為は罰せられるべきではない。これは各自の倫理観の問題だ」とラムラベットは書いている。

モロッコで国会議員を務めるオマル・バラフレジも、自身のフェイスブックのページで、第490条の廃止を求める声に賛意を表明した。

今回の運動は、同性間の性的な行為を罰する刑法第489条についても、反対を表明している。

ハナーの収監は、モロッカン・アウトローズ運動が起きるきっかけとなった、女性ジャーナリストのハジャル・ライスーニの一件を思い出させるものだ。ライスーニは2019年、婚前交渉のうえ人工妊娠中絶を行なった容疑で逮捕された。裁判で、ライスーニと婚約者は禁錮1年、妊娠中絶を行った産婦人科医は禁錮2年の実刑判決を受けた。3人はその後、モロッコ国王モハメッド6世による恩赦を受けた。

とはいえ、ライスーニの逮捕・収監を批判していた人権活動団体は、恩赦の後も批判を緩めていない。そもそもライスーニに対する告発自体が、現体制に批判的な報道を行ってきた彼女を収監するための口実だったと主張している。

(翻訳:ガリレオ)

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