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総裁選

ポスト安倍争いに菅官房長官も参加 岸田氏、石破氏と三つ巴の争いへ

2020年8月30日(日)12時11分

解散は年内か年明け以降か

総裁選の行方を占う上で、重要なのが衆院解散の時期をどう見るかだ。議員の間には、選挙は有権者に人気の高い総裁のもとで戦いたいという思いがある。

次期首相として世論調査で支持率が高いのは石破氏。小泉進次郎環境相、河野太郎防衛相も人気だ。「総裁は世間一般で人気の高い候補であることが重要になる」と、自民党のベテラン議員は言う。

衆議院議員の任期満了は来年10月だが、新型コロナで景気のさらなる悪化が懸念される来年よりも、年内の解散・総選挙が望ましいとの声がある。その場合、早期の選挙に備えて来月の総裁選で国民に人気の高い候補が勝利する可能性が出てくる。

元時事通信解説委員で政治評論家の原野城治氏は、米中対立や米国の安全保障政策の変化を背景に、「いま重要なのは安保が分かっている首相。石破氏か河野氏だろう」と見る。河野氏はかねてから首相の座への意欲を口にしている。

しかし、政権与党として自民党と連立を組む公明党は、早期の解散に後ろ向きだ。「コロナ禍の最中での選挙は国民の理解を得られない」と、同党幹部は言う。解散・総選挙が年明け以降となる場合、次の総裁はワンポイントリリーフとして中継ぎし、選挙前に再び総裁選を行うシナリオが考えられる。

「選挙が実施できる環境になるまで菅氏や岸田氏などが暫定的に総理を務め、解散前に総裁選を改めて行う可能性があるのでは」と、石破氏に近い自民党議員は話す。

ほかに茂木敏充外相、稲田朋美幹事長代行、野田聖子元総務相なども候補として名前が挙がっている。

(竹本能文 編集:久保信博)

[ロイター]


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