最新記事

感染第2波

東京都、15日の新型コロナ感染165人 警戒レベル最高に引き上げ、小池知事「GoToキャンペーン再考を」

2020年7月15日(水)20時50分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

都内で新たに165人の新型コロナウイルスへの感染が確認された。写真は14日都内で。 REUTERS/Issei Kato

東京都は15日、都内で新たに165人の新型コロナウイルス陽性者が確認されと発表した。
陽性者が100人を超えるのはこれで7日連続。この1週間合計では1306人と感染拡大に歯止めがかからない状態だ。

この日確認された陽性者のうち、20代と30代が合わせて105人で全体の64%と依然大半を占めているが、40代以上も50人でおよそ30%となり、感染が世代を超えて広がっていることを示した。また感染経路が不明な人は87人で54%を占めている。

これで都内で確認された陽性者の合計は8354人、東京アラートを解除し休業要請などの規制を緩和した6月11日以降の陽性者は2691人となった。
<関連記事:・東京都、16日の新型コロナ感染280人以上 過去最多を更新

警戒レベルを最高に引き上げ

東京都ではこうした状況を受けて、毎週木曜日に行っているモニタリング会議を前倒しして15日午後1時から実施。専門家からの感染状況、医療体制状況についての報告を検討して、小池都知事は「現在の状況は感染拡大について都民や事業者に警報を発し、より一層の注意喚起を行う状況にある」と述べ、都として警戒レベルを4段階のうち最も深刻な「感染が拡大していると思われる」に引き上げた。

また、小池都知事は15日夕方の記者会見で、国が22日から開始予定としている「GoToキャンペーン」について、「この企画が準備されたときと現在の状況は変わってきている。都民の方が、都外のホテルを予約しようとしたら、県庁からの指示で都内からの予約は受けられない、と断られるような状況もある。このキャンペーンについて効果があるものにするなら、もう一度よく考えていただきたい」と語り、あくまでキャンペーンを実施する意向の国に対しくぎを刺した。

東京都・新型コロナウイルス陽性患者数

 

東京都・新型コロナウイルス陽性患者数・累計

 

PCR検査等の結果

 

感染者の現在の状況

*チャーター機帰国者、クルーズ船乗客等は含まれていない
*「重症」は、集中治療室(ICU)等での管理又は人工呼吸器管理が必要な患者数を計上
*退院者数の把握には一定の期間を要しており、確認次第数値を更新している
 


【関連記事】
・東京都、16日の新型コロナ感染280人以上 過去最多を更新
・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ
・新型コロナの起源は7年前の中国雲南省の銅山か、武漢研究所が保管
・インドネシア、地元TV局スタッフが殴打・刺殺され遺体放置 謎だらけの事件にメディア騒然


20200721issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年7月21日号(7月14日発売)は「台湾の力量」特集。コロナ対策で世界を驚かせ、中国の圧力に孤軍奮闘。外交・ITで存在感を増す台湾の実力と展望は? PLUS デジタル担当大臣オードリー・タンの真価。

ニュース速報

ワールド

アングル:「銭湯文化」を救う日本の新世代、コロナ禍

ワールド

アングル:トランプ氏TikTok「分け前」要求、法

ワールド

焦点:富裕国の仁義なき「ワクチン争奪戦」、対コロナ

ワールド

ロシア・中国・イランが米大統領選に介入、情報当局が

MAGAZINE

特集:人生を変えた55冊

2020-8・11号(8/ 4発売)

コロナ自粛の夏休みは読書で自分を高めるチャンス──世界と日本の著名人が教える「価値観を揺さぶられた本」

人気ランキング

  • 1

    ハチに舌を刺された男性、自分の舌で窒息死

  • 2

    中国からの「謎の種」、播いたら生えてきたのは......?

  • 3

    【レバノン大爆発】日頃の戦争を上回る最大の悲劇に団結する中東諸国

  • 4

    陽性者急増、名古屋の医師が懸念する「市中感染」の…

  • 5

    地球上で最も天体観測に適した場所が特定される──し…

  • 6

    中国はファーウェイ5Gで通信傍受する、英米の歴史か…

  • 7

    『レオン』が描いた少女の性と「男性目線」

  • 8

    日本人の「集団主義」「同調圧力」には良い面も悪い…

  • 9

    バットマンに乳首を付けた男の生き様

  • 10

    日本人の親による「子供連れ去り」にEU激怒──厳しい…

  • 1

    コロナ感染大国アメリカでマスクなしの密着パーティー、警察も手出しできず

  • 2

    中国からの「謎の種」、播いたら生えてきたのは......?

  • 3

    ハチに舌を刺された男性、自分の舌で窒息死

  • 4

    【独占】押谷仁教授が語る、PCR検査の有用性とリスク…

  • 5

    抗議デモに参加した17歳息子の足元に新品の靴 略奪…

  • 6

    アメリカが遂に日本政界の媚中派を名指し批判──二階…

  • 7

    南シナ海でやりたい放題の中国、ベトナムいじめが止…

  • 8

    K-POPも韓流ドラマも実は世界で売れていない? 韓国…

  • 9

    学生が大学を訴える──質落ちたオンライン授業に「学…

  • 10

    奇妙な北朝鮮「戦勝記念日」写真 金正恩の名を刻み…

  • 1

    コロナ感染大国アメリカでマスクなしの密着パーティー、警察も手出しできず

  • 2

    中国からの「謎の種」、播いたら生えてきたのは......?

  • 3

    「金正恩敗訴」で韓国の損害賠償攻勢が始まる?

  • 4

    中国・長江流域、豪雨で氾濫警報 三峡ダムは警戒水位3…

  • 5

    中国から米国に「謎の種」が送りつけられている.....…

  • 6

    韓国、コロナショック下でなぜかレギンスが大ヒット …

  • 7

    宇宙観測史上、最も近くで撮影された「驚異の」太陽…

  • 8

    中国・三峡ダムに「ブラックスワン」が迫る──決壊は…

  • 9

    アメリカが遂に日本政界の媚中派を名指し批判──二階…

  • 10

    戦略性を失った習近平「四面楚歌」外交の末路

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年6月
  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月