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コロナ禍の世界

アメリカ、コロナ拡大阻止で受刑者を釈放。わざと感染しようとする者も?

2020年5月14日(木)17時30分
安部かすみ

ニューヨーク州でも大量に釈放

パンデミックによる受刑囚の釈放と言えば、ニューヨーク州でも大きな社会問題となっている。ニューヨーク市のライカーズ刑務所では3月末より合計1500人が釈放されるなど大量の受刑者が自宅拘禁の身となっている。いずれも比較的短い刑期の受刑者で、多くは心臓病、癌、HIVなど持病があるという。

その中にはトランプ大統領の顧問弁護士だったマイケル・コーエン受刑者や、有名ラッパーのTekashi 6ix9ine(テカシ・シックスナイン)受刑者も含まれている。4月上旬に釈放されたTekashi 6ix9ine受刑者は監禁中の自宅で早速、新曲とミュージックビデオを創ってリリースするなど、話題作りに余念がない。

湯を回し飲みしたのは、直後に行われた看護師による体温チェックで少しでも体温を上げるためでもあったようだ。


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