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パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(23日現在)

2020年3月23日(月)19時25分

■メルケル独首相が自宅勤務に、新型コロナ感染医師と接触で

ドイツのメルケル首相は22日、自主的な隔離措置を取り、自宅勤務に入った。報道官の発表によると、メルケル氏が20日に肺炎球菌のワクチン接種を受けた医師がその後、新型コロナウイルス検査で陽性反応が出た。

■スペイン、新型コロナの非常事態を4月11日まで延長へ

スペイン政府は22日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために宣言した非常事態を4月11日まで延長する方針を発表した。スペインの感染者数は欧州で2番目に多い。

■ブラジル大統領、新型コロナによる医療崩壊の見方を否定

ブラジルのボルソナロ大統領は、新型コロナウイルスに関連し、来月に同国の医療が崩壊するとしたマンデッタ保健相の発言を否定した。CNNブラジルとのインタビューで述べた。

■独VW、工場閉鎖は当初計画より長期化の公算=CEO

ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のディース最高経営責任者(CEO)は21日、新型コロナウイルス危機に伴う工場閉鎖が当初計画より長期化する可能性があると述べた。

■ポール米上院議員、新型コロナに感染 上院で初めて

米共和党のランド・ポール上院議員は22日、新型コロナウイルスに感染したことを明らかにした。上院議員で感染が確認されたのは初めて[nL4N2BG00J]

■東京五輪、7月開催は不可能 延期すべき=世界陸連会長

世界陸連のセバスチャン・コー会長は22日、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえると、東京オリンピックを予定通り7月に開催することは不可能だとし、延期すべきだとの考えを示した。

■サウジが320億ドルの緊急景気刺激策発表 さらなる借り入れも

サウジアラビアのジャドアーン財務相は20日、新型コロナウイルスの感染拡大や原油安を受け、320億ドルに上る緊急の景気刺激策を発表した。また、拡大する財政赤字を埋め合わせるため、さらなる借り入れも検討していると述べた。

■米3州が新たに外出禁止令、全米の感染者3万3000人超える

新型コロナウイルスの感染が拡大する米国で22日、オハイオ、ルイジアナ、デラウェアの3州が住民に外出禁止令を出した。これまで同様の措置を打ち出した他の州を含めると全米人口の3分の1近く、1億0100万人が外出禁止の対象となった。

■英首相が国民に社会的隔離を再度要請、守れないと外出禁止や移動制限も

ジョンソン英首相は22日、新型コロナウイルス感染拡大防止のために政府が勧告している「ソーシャル・ディスタンシング(社会的隔離)」を国民が実行しないなら、今後外出禁止令や移動制限などの導入が必要になるかもしれないと警告した。

■東京五輪の延期含め検討、4週間以内に結論 IOCが発表

国際オリンピック委員会(IOC)は22日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて緊急理事会を開き、7月24日から開催予定の2020年東京五輪について延期も含めた対策を検討し4週間以内に結論を出す、との声明を発表した。

■米景気対策、家計向け一時給付や流動性支援含む=財務長官

米財務長官は22日、米フォックス・ニュース番組とのインタビューで、米議会が成立を目指す新型コロナウイルスに対応するための景気対策には、3000ドル規模の家計向け一時給付や米連邦準備理事会(FRB)による最大4兆ドルの経済への流動性支援が含まれると明らかにした。

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