米国は2日、旧ソ連と1987年に締結した中距離核戦力(INF)廃棄条約を正式に離脱した。

トランプ米大統領は、ロシアが条約に違反しており、条約を順守する計画もないとして、INFの破棄を表明していた。

ポンペオ米国務長官は「米国はロシアが意図的に違反している条約にとどまることはない」と表明。

「ロシアの条約違反は、米国の至高の利益を危うくする。ロシアは条約に違反するミサイルシステムを開発・配備しており、米国、同盟国・パートナーにとって直接の脅威となっている」と述べた。

ロシアは条約違反を否定。米国の離脱は、新型ミサイルを開発するための口実だと非難している。

同条約は、射程500─5500キロメートルの地上配備型ミサイルの廃棄を定めていた。

トランプ大統領は「次世代」の軍縮協定をロシア、中国と締結したいとの意向を示しているが、中国外務省はそうした協議には関心がないと表明している。

[ロイター]
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