最新記事

事件

スリランカ、SNSを一時禁止 FB内の言い争いがイスラム教徒の攻撃に発展

2019年5月13日(月)15時58分

5月13日、スリランカ政府は、フェイスブックやワッツアップなどのSNS(交流サイト)やメッセージングアプリを一時的に禁止することを明らかにした。写真はコロンボで12日撮影(2019年 ロイター/Dinuka Liyanawatte)

スリランカ政府は13日、フェイスブックやワッツアップなどのSNS(交流サイト)やメッセージングアプリを一時的に禁止することを明らかにした。モスク(イスラム教礼拝所)やイスラム教徒のビジネスが攻撃される事件が12日に起きたことを受けた。

関係筋がロイターに明らかにしたところによると、キリスト教徒が多い西岸の町で12日、フェイスブック上の争いがきっかけとなり、数十人がモスクやイスラム教徒が経営する店舗に石を投げたり、男性が暴行を受けるなどの事件が起きた。

当局者は、フェイスブックに脅しと受け取られるコメントを投稿した男を拘束したと明らかにした。

警察の関係筋がロイターに明らかにしたところによると、当局はこのほかにも12日から13日にかけて、イスラム教徒が経営するビジネスを攻撃した疑いで複数の容疑者を逮捕した。

スリランカでは4月21日、キリスト教の教会や高級ホテルを標的とした連続爆発で約250人が死亡。過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出しており、当局は国内のイスラム教組織が犯行に及んだとしている。

スリランカ政府はこれまでにも、誤った情報やうわさが広がるのを防ぐため、一時的にソーシャルメディアを禁止する措置をとった。

政府当局者は13日、ロイターに対し「平和を維持するためソーシャルメディアを再び一時的に禁止した」と語った。

また、スリランカの通信大手ダイアログはツイッターで、バイバーやIMO、スナップチャット、インスタグラム、ユーチューブも追って通知があるまで遮断するよう指示を受けたと明らかにした。

[コロンボ 13日 ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2019トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

【お知らせ】ニューズウィーク日本版メルマガのご登録を!
アメリカや中東、アジア、ヨーロッパなど世界の動きから世界経済、キャリア、テック&サイエンス、for Womanの最新トピックまで、ウィークデーの朝にお届けします。
ご登録(無料)はこちらから=>>

MAGAZINE

特集:残念なリベラルの処方箋

2019-7・ 2号(6/25発売)

日本でもアメリカでも存在感を示せない「リベラル」 対抗軸として政権担当能力を示す方法は?

人気ランキング

  • 1

    未婚女性が結婚相手の男性に求める年収とは......理想と現実の大きなギャップ

  • 2

    生涯未婚率は職業によってこんなに違う

  • 3

    フェイスブックのコンテンツ監視員の職場は「搾取工場」――元監視員が激白

  • 4

    貧困家庭の女子が人生を見限る「自己選抜」......「…

  • 5

    29年前の「女子高校生コンクリート詰め殺人事件」の…

  • 6

    性的欲望をかきたてるものは人によってこんなに違う

  • 7

    少女の乳房を焼き潰す慣習「胸アイロン」──カメルー…

  • 8

    米富裕層から大統領候補へ「私たちに課税して下さい」

  • 9

    家庭料理に求めるレベルが高すぎて、夫の家事分担が…

  • 10

    全長7mの巨大ヘビが女性を丸のみ インドネシア、…

  • 1

    世界最大級のネコ、体重320キロのアポロを見て単純に喜んではいけない

  • 2

    若年層の頭蓋骨にツノ状の隆起ができていた......その理由は?

  • 3

    テスラの半自動運転システムで居眠りしたまま高速を50キロメートル走行

  • 4

    全長7mの巨大ヘビが女性を丸のみ インドネシア、…

  • 5

    走る車の中から子猫を投げ捨て!相次ぐ蛮行に怒りの…

  • 6

    自撮りヌードでイランを挑発するキム・カーダシアン

  • 7

    アメリカ心理学会「体罰反対決議」の本気度──親の体…

  • 8

    イランの無人機撃墜がアメリカにとって重大な理由

  • 9

    地下5キロメートルで「巨大な生物圏」が発見される

  • 10

    「何か来るにゃ...」 大阪地震の瞬間の猫動画に海外…

  • 1

    世界最大級のネコ、体重320キロのアポロを見て単純に喜んではいけない

  • 2

    サーモンを愛する「寿司男」から1.7mのサナダムシ発見

  • 3

    台湾のビキニ・ハイカー、山で凍死

  • 4

    マイナス40度でミニスカ女子大生の脚はこうなった

  • 5

    現代だからこそ! 5歳で迷子になった女性が13年経て…

  • 6

    プラスチック製「人工子宮」でヒツジの赤ちゃんが正…

  • 7

    脳腫瘍と思って頭を開けたらサナダムシだった!

  • 8

    タピオカミルクティー飲み過ぎで病院!? 中国の14…

  • 9

    地下5キロメートルで「巨大な生物圏」が発見される

  • 10

    アメリカの衛星が捉えた金正恩「深刻な事態」の証拠…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 資産運用特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
ニューズウィーク日本版編集部員ほか求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2019年6月
  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月
  • 2019年2月
  • 2019年1月