日韓首脳、高市氏の地元・奈良で「シャトル外交」 対中関係も議論か
高市早苗首相。2025年12月、都内で代表撮影。REUTERS
Kentaro Okasaka
[奈良 13日 ロイター] - 高市早苗首相は13日、地元の奈良県で韓国の李在明大統領との首脳会談に臨む。両首脳が相互訪問する「シャトル外交」の一環で、日中関係が悪化する中、首脳間の交流を深めることで良好な日韓関係を一層強固にする狙いがある。李氏は5日に北京で習近平主席と会談したばかりで、対中関係に議論が及ぶ可能性もある。
高市氏は12日に奈良に到着。交流サイトのXに「長きにわたる我が国と朝鮮半島の文化的交流も振り返りつつ、『シャトル外交』の着実な実施により、未来志向の両国関係の歩みを更に進めたい」と投稿した。木原稔官房長官は9日の会見で「現下の戦略環境の下、日韓関係、日韓米連携の重要性は一層増している」としており、台湾有事を巡る高市氏の国会答弁を巡り日中間の緊張が高まる中、日韓外交で成果をアピールする思惑もありそうだ。
韓国大統領府の魏聖洛・国家安保室長も「日本は域内の平和、安定、繁栄に向けた重要な協力パートナー」だとし「急変する国際情勢の中、首脳間の地域やグローバルな懸案に関する緊密なコミュニケーションにより、両国の協力が深まることを期待している」とする。李氏は12日のNHKとのインタビューで高市氏について「先入観は強硬な方という印象があった」とした上で「実際に会ってみるととても人間的でエネルギッシュな情熱にあふれる人だと思った」と語った。機会があれば次回は自身の故郷の韓国・安東に高市氏を招きたいとも述べた。
5日の中韓首脳会談に関する中国側の発表によると、習氏は「中韓両国は多大な民族の犠牲を払って日本の軍国主義に勝利した」と述べ「手を携えて第2次世界大戦の勝利の成果を守り、北東アジアの平和と安定を守らなければならない」と李氏に呼び掛けた。李氏は中韓関係の「新たな段階」を開く意向を示した。
李氏は7日、訪問先の中国・上海で記者団に、日本との関係も対中関係と同じくらい重要との認識を示した。一方、日中の仲裁に乗り出すかどうかについては「大人でも何らかの理由で争っている時に割り込むと両側から嫌われることがある。われわれの役割が必要な時、また実効的な時、意味のある時に(仲裁の努力を)するだろうが、今はできることが非常に限られている」と消極姿勢を示している。
日韓首脳は13日の会談後、共同記者発表に臨み、共に夕食会に出席する。14日には法隆寺(同県斑鳩町)を共に訪問する。韓国の魏室長は奈良について「古代の朝鮮半島と日本の縁が続いてきた韓日間の交流と協力の象徴的な場所」とし「高市首相の故郷で両首脳間の個人的なつながりがさらに深まり、未来志向の韓日関係発展の方策について共感を固めるきっかけになると期待される」としている。
韓国政治・外交が専門の奥薗秀樹・静岡県立大教授はロイターの取材に対し「日中対立が深まり、米国が法の支配を無視するようなことをベネズエラに行っている中、日本にとって自由民主主義、人権、法の支配という普遍的な価値を共有する韓国との関係の重要性と(関係改善の)モメンタムをより確かなものにするという意味は増している。今回の会談は非常に重要だ」と指摘した。
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