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スペイン

カタルーニャ独立派は「2つの重大な嘘をついている」

2018年11月19日(月)18時00分
モンスラート・ギネス(元カタルーニャ工科大学准教授)、アルフォンソ・バレロ(弁護士)

私たちも、スペインの地方ごとの意見の相違は、独立ではなく、自治州としての市民的関与によって解決されるべきだと考える。スペインの地方自治制度は、ヨーロッパでも最高の自治を認めている。カタルーニャの場合は特にそうだ。

友人、家族が深く分裂

なお、この機会に独立派の主張の基礎を成す2つの重大な嘘を明確にしておきたい。

1つは、「独立は双方にとって利益になる」という主張だ。独立派は、「カタルーニャは進歩主義的で豊かなのに、時代遅れのスペインに搾取されている」という流説を広めた。また、独立カタルーニャはより豊かで公正な国となり、EUにも簡単に加盟できると主張する。こうした約束は精査に堪えるものではなく、事実の裏付けもない。

2つ目は、「カタルーニャは1つの民族、1つの文化、1つの言語である」という主張だ。確かにカタルーニャには独自の歴史と文化、言語がある。しかしその社会は多様で、他の地方にルーツを持つ住民も大勢いる。「独立事業」が始まるまで、カタルーニャの多様な人々は平和的に共存してきた。独立派指導者の幻想は、その貴重な共存を打ち壊した。彼らの政治的冒険のために、友人であり家族であり隣人であるカタルーニャ人は深く激しく分裂している。

私たちは彼らの責任感に訴え、手遅れになる前に現状が是正されることを切に願っている。

(この寄稿は、プッチダモン前州知事らの主張に対する反論で、独立反対派の学者、法律家ら63人が署名している)

<2018年11月20日号掲載>



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