ソフトバンクに主導権との見方も

自動車業界には、両社が18年度中に設立する共同出資会社「MONET Technologies(モネ テクノロジーズ)」の出資比率にも驚きが広がった。トヨタが49.75%、ソフトバンクが50.25%。わずか0.5%だが、ソフトバンクのほうが多かったためだ。

SBI証券の遠藤功治シニアアナリストは「通信ビジネスのノウハウを活かすことになるので、ソフトバンクが主導権を握ってもおかしくはないが、これまでのトヨタを考えると相手に主導権を渡したのは驚きだ」という。

「自動車はひとつの部品に過ぎない。むしろプラットフォームのほうがより大きな価値を持つ」。今年2月の決算会見でこう強調してきた孫社長。今日の会見では、未来の車は「半導体の塊になる」とし、「自動車のほうから歩いてきたトヨタといよいよ交わるときがきた。時代が両社を引き合わせた」と自らの戦略が新たな局面に来たことを強調した。

(白木真紀 編集:北松克朗)

[東京 4日 ロイター]
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