最新記事

調査

「俺たちが独り身の理由」、米版2ちゃんで聞いた結果

2018年8月14日(火)18時00分
松丸さとみ

例えば1を理由に挙げた人の中には、「身長が182センチ未満だと女性にとって透明人間も同じ」という意見も。182センチ未満でチビとはなかなか厳しい。

なお米男性誌メンズヘルスは1位の理由について、「ハゲはかっこ悪くない」として、「イケてるハゲ・セレブ」の例を挙げている(役作りで頭を剃った俳優も含む)。

5と答えた人のコメントには、「まったく興味ない女性とは普通に話せるけど、少しでもいいなと思う相手にはめちゃくちゃぎこちなくなってしまう」、「女性と話すとIQが40くらい下がってしまう」などがあった。

15には、「週6日働いていて、休みの土曜日にはゲームと睡眠」という人も。17には、「自分はイケメンなので適当な女性と寝られるから。自分の『購買力』が下がったら仕方ないから身を固めるかな」という意見もあった。34は「俺の人生という気が滅入るような洞穴に女性を迎えることなんてできない」、35は「好きになる人はいつも相手がすでにいるか、頭がおかしいか、その両方」、36は「自分はゲイだけど、いいなと思う人の99%はゲイじゃない」、37は「断られすぎてもうイヤになった」などの意見があった。いろいろな理由でシングルのままでいる男性たちだが、こうした声に同意できるおひとり様も多いのではないだろうか。

(参考記事)2050年の日本文化はサブカルから生まれ、オタクに支えられていく

現代の男性が女性を誘えないのは「進化的な理由」

調査を行なったアポストロウ准教授は英デイリーメール紙に対し、現代の男性たちが女性にうまくアプローチできないのには、「進化的な理由」があると説明する。産業革命前の時代、結婚はかつて親などによって決められたものだった。

また、男性同士の競争も今より厳しく、時に力づくで妻にめとるということも行われたのだ。そのためこの当時は、結婚相手の選択肢が少ないという点はあったにせよ、男としての外見は関係なく、女性を自分に惚れさせる必要もなかったという。

しかしアポストロウ准教授によると現代社会(欧米諸国の場合)では、親が相手を見つけてくることや、力づくで女性と結婚することもなくなり、自力で相手を見つけなければならなくなった、と現代の男性たちの苦労を説明している。

なお男性に限らず、おひとり様増加は同じく世界的な傾向のようだ。アポストロウ准教授の論文によると、英国では同棲や結婚の経験が一度もない独身者は成人の34.5%を占める(2016年英国統計局調べ)。欧州連合加盟国28カ国では、一人暮らし世帯は一般世帯の31.7%であり(2015年ユーロスタット調べ)、米国では、決まった相手がいない成人の割合は全成人の35%に上る(2013年ピュー研究所調べ)。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米ミネソタ州とイリノイ州、移民取り締まり強化阻止へ

ワールド

ベネズエラ、囚人116人釈放と発表 人権団体は数字

ビジネス

エアバス、25年納入数は4%増の793機 首位維持

ワールド

ネット遮断のイラン、一部でスターリンク利用可能
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:AI兵士の新しい戦争
特集:AI兵士の新しい戦争
2026年1月13日号(1/ 6発売)

ヒューマノイド・ロボット「ファントムMK1」がアメリカの戦場と戦争をこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 2
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救った...実際の写真を公開、「親の直感を信じて」
  • 3
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    衛星画像で見る「消し炭」の軍事施設...ベネズエラで…
  • 5
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    筋力はなぜパワーを必要としないのか?...動きを変え…
  • 8
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 9
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 10
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 5
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 6
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 7
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 8
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 9
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 10
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 7
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中