最新記事
アメリカ政治

トランプ政権、今度は国土安保補佐官が辞任 ボルトン氏の要請で

2018年4月11日(水)08時54分
ロイター

 4月10日、米ホワイトハウスはボサート大統領補佐官(写真)が辞任したことを明らかにした。9日就任したボルトン国家安全保障問題担当補佐官の要請によるものという。2017年12月撮影(2018年 ロイター/Kevin Lamarque)

米ホワイトハウスは10日、ボサート大統領補佐官(国土安全保障・テロ対策担当)が辞任したことを明らかにした。当局者によると、9日就任したボルトン国家安全保障問題担当補佐官の要請によるものという。

トランプ政権は閣僚やスタッフの辞任や離職が後を絶たない。8日には国家安全保障会議(NSC)のアントン報道官の辞任が発表されたばかり。

ボサート氏は、昨年に大型ハリケーン「マリア」が直撃したプエルトリコでの災害対応やサイバー攻撃対策で中心的役割を担ってきた。

ボルトン氏に近い関係筋は、特定の分野で同氏が自身のチームを作るのに伴い、さらなる辞任があるかもしれないと語った。

上院外交委員会の委員である民主党のクリス・クーンズ議員は米CNNテレビに対し、ボルトン氏は「複数の大統領補佐官を排除あるいは早期退職させるために早速動いているようだ」と述べた。

関係者によると、ボサート氏は9日夜のある会合で米情報機関当局者や記者らと談笑していた際、辞任するそぶりを全く見せなかった。ただ、「トランプ氏に仕える誰もがそうであるように」、自身の将来については分からないと冗談交じりに語ったという。

サンダース大統領報道官は、トランプ大統領はボサート氏の「治安や安全保障への貢献に感謝している」とする声明を出した。ボサート氏は「国土をテロの脅威から守り、サイバー防衛を強化、一連の大規模自然災害に対応するための政権の取り組みを主導してきた」と評した。



[ワシントン 10日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2018トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニューズウィーク日本版 トランプの大誤算
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年4月14号(4月7日発売)は「トランプの大誤算」特集。国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

サプライチェーン圧力上昇、3月は23年序盤以来の高

ワールド

イラン、米停戦提案を拒否 パキスタン経由で回答=I

ワールド

韓国大統領、ドローン侵入で北朝鮮に遺憾表明 金与正

ワールド

米・イスラエル、イランの石油化学施設攻撃 過去24
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐせ・ワースト1
  • 3
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙の2大テーマでAI懸念を払拭できるか
  • 4
    トランプ、イランに合意期限「米東部時間6日午前10時…
  • 5
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 6
    地面にくねくねと伸びる「奇妙な筋」の正体は? 飛行…
  • 7
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 8
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 9
    イラン戦争は「ハルマゲドンの前兆」か? トランプ…
  • 10
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始めた限界
  • 4
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 5
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐ…
  • 6
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 7
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 8
    中国がイラン戦争最大の被害者? 習近平の誤った経…
  • 9
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 10
    年金は何歳からもらうのが得? 男女で違う「最適な受…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中