最新記事

英王室

ダイアナゆかりの品のオークション ウェディングケーキも出品

2017年9月6日(水)17時42分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

ウィリアム王子とキャサリン妃のウェディングケーキ John Stillwell-REUTERS

<後妻カミラのウェディングケーキとは、落札予想価格で2倍以上の差が>

8月31日のダイアナ没後20年は節目の年ということもあり報道が過熱したが、その笑顔や生き方が今なお世界中の人々を魅了し続けている証拠でもある。それだけにダイアナ元皇太子妃の遺した、ゆかりの品々の人気は凄まじい。AP通信によると、ダイアナの形見「レガシー」は、ほとんどなくなってしまったそうだ。

そんななか、ボストンに拠点を置くオークション会社「PRオークション」が開催中のオークションに出品されたアイテムが注目を集めている。

アイテムは、ダイアナの幼少期、ティーンエイジャー、結婚そして晩年まで、ゆかりがあった様々な79点に及ぶ。なかには、亡くなる数カ月前にダイアナがチャリティーオークションに寄付したものもあるが、なんと言っても売れ筋は、「ウェディングケーキ」だという。

【参考記事】ダイアナ元妃は、結婚前から嫉妬に苦しんでいた

(ダイアナのウェディングケーキを扱ったシェフは「本当に残念な見た目のケーキだった」とコメントしている)


【参考記事】結婚生活やパートナーとの関係に悩んだら、かわいい子犬の画像を眺めてみよう

カミラとの差は、倍以上

ロイヤルファミリーのウェディングケーキはその一部が保管され、これまでにも「ジュリアンズ・オークション」や「PFCオークションズ」で競売にかけられたことがある。専用のボックスに詰められたケーキは、挙式の式次第など一般に出回らない特典がつくこともあり、ファンの間で人気がある。

ジュリアンズ・オークションは過去にチャールズ皇太子とダイアナ妃のウェディングケーキの4切れ入りで、1000~2000ドルのエスティメート(落札予想価格)を提示していた。チャールズと後妻カミラのものは、400~600ドルだった。

(2005年4月9日に結婚したチャールズとカミラ)


【参考記事】30年前ダイアナに託した夢が遂に叶う
【参考記事】キャサリン妃妹ピッパのウェディング、でも主役は花嫁じゃなかった

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

鉄鋼関税、2倍の50%に引き上げへ トランプ米大統

ワールド

トランプ米大統領、日鉄とUSスチールの「パートナー

ワールド

マスク氏、政府職を離れても「トランプ氏の側近」 退

ビジネス

米国株式市場=S&P500ほぼ横ばい、月間では23
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:岐路に立つアメリカ経済
特集:岐路に立つアメリカ経済
2025年6月 3日号(5/27発売)

関税で「メイド・イン・アメリカ」復活を図るトランプ。アメリカの製造業と投資、雇用はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「MiG-29戦闘機」の空爆が、ロシア国内「重要施設」を吹き飛ばす瞬間
  • 2
    「ウクライナにもっと武器を」――「正気を失った」プーチンに、米共和党幹部やMAGA派にも対ロ強硬論が台頭
  • 3
    イーロン・マスクがトランプ政権を離脱...「正直に言ってがっかりした」
  • 4
    3分ほどで死刑囚の胸が激しく上下し始め...日本人が…
  • 5
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 6
    【クイズ】生活に欠かせない「アルミニウム」...世界…
  • 7
    「これは拷問」「クマ用の回転寿司」...ローラーコー…
  • 8
    ワニにかまれた直後、警官に射殺された男性...現場と…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「ダイヤモンド」の生産量が多…
  • 10
    今や全国の私大の6割が定員割れに......「大学倒産」…
  • 1
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「MiG-29戦闘機」の空爆が、ロシア国内「重要施設」を吹き飛ばす瞬間
  • 2
    今や全国の私大の6割が定員割れに......「大学倒産」時代の厳しすぎる現実
  • 3
    【クイズ】世界で最も「ダイヤモンド」の生産量が多い国はどこ?
  • 4
    「ウクライナにもっと武器を」――「正気を失った」プ…
  • 5
    アメリカよりもヨーロッパ...「氷の島」グリーンラン…
  • 6
    デンゼル・ワシントンを激怒させたカメラマンの「非…
  • 7
    「ディズニーパーク内に住みたい」の夢が叶う?...「…
  • 8
    友達と疎遠になったあなたへ...見直したい「大人の友…
  • 9
    ヘビがネコに襲い掛かり「嚙みついた瞬間」を撮影...…
  • 10
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 3
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの運動」とは?
  • 4
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 5
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 6
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 7
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 8
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 9
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 10
    今や全国の私大の6割が定員割れに......「大学倒産」…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中