JPモルガン、英利下げ時期の予想を先送り 27年第1四半期
JPモルガンは17日、イングランド銀行(英中央銀行)の次回の利下げ時期の予想を2027年第1・四半期に先送りした。エネルギー価格上昇によるインフレ圧力を指摘している。ロンドンで2025年2月撮影(2026年 ロイター/Toby Melville)
[17日 ロイター] - JPモルガンは17日、イングランド銀行(英中央銀行)の次回の利下げ時期の予想を2027年第1・四半期に先送りした。エネルギー価格上昇によるインフレ圧力を指摘している。
従来は4月と6月にそれぞれ25ベーシスポイントの利下げを見込んでいた。
バークレイズも16日、年内の利下げはないと予想した。
JPモルガンは、エネルギーコストの高止まりによりインフレ目標2%への回帰が遅れる可能性があるとし、英中銀が「長期的な政策据え置き」局面に入る可能性が高いと指摘。
第4・四半期の平均インフレ率予測を従来の2.2%から2.9%に引き上げ、インフレの正常化は27年までずれ込むと警告した。
また、26年の英国の国内総生産(GDP)成長率予想を0.8%から0.6%に下方修正した。エネルギー料金の上昇が実質所得を圧迫するとしている。エネルギー料金は7月に急騰し、来冬にかけて高止まりする見通し。
同社は「中銀は今週の会合で、政策金利が依然として制約的であることを認識し、緩やかな緩和バイアスを維持するだろう。だが、追加緩和の可能性は当面、検討課題から外れることになる」と述べた。





