最新記事

パロディ

スカーレット・ヨハンソンが明かしたイバンカ・トランプの正体──SNL

2017年3月13日(月)16時59分
マシュー・ディーサム

体当たりの演技? イバンカ・トランプになりきったスカーレット・ヨハンソン Courtesy of NBC / Footwear News

<父トランプの暴走を止めそうで止めないイバンカ・トランプの正体を、スカーレット・ヨハンソンが演じきった>

ドナルド・トランプ米大統領がこれまで徹底的にネタにされたのに対し、比較的、餌食にされずにすんできたのが長女のイバンカ・トランプ。だが先週末の「サタデー・ナイト・ライブ(SNL)」は遂に、イバンカの本性を暴いて見せた。

【参考記事】有名俳優が「モノマネはもう辞める」と言った理由
【参考記事】ブチ切れトランプが復活? コメディ番組のモノマネに激怒

イバンカを演じるのは、イバンカのおちょぼ口をまねた女優のスカーレット・ヨハンソン。虚栄と富に満ちたけばけばしい社交界をすりぬけていくイバンカ。ナレーションがその後を追う。「彼女は自分が求めるものを知っている。自分が何をしているか知っている」。その言葉は、自立した女性に対する賛辞のようであると同時に、心神喪失を口実に罪を免れようとする被告を糾弾する検事のようでもある。イバンカ、父親の暴走を止めると言ったのに、あなたが頼りだったのに、なぜ黙って見ていたの?

動画のイバンカそっくりの薄笑いを浮かべたヨハンソンはこう言っているようだ。「私は悪くない、パパを愛し過ぎていただけ、何とか良いことをさせようとしたけど、こんなひどいことになるとは思わなかった、ところで、『イバンカ・トランプ』の新作はもうご覧になった?」

【参考記事】サタデー・ナイト・ライブに「スパイサー報道官」が笑劇デビュー!

そこに、エレガントな香水の瓶が表われる。香水の名は、「共謀者(Complicit)」──。

優等生を演じるイバンカに騙されないよう、いつも見返しておくべき動画だ。


© 2017, Slate

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

メラニア夫人、プーチン氏に書簡 子ども連れ去りに言

ワールド

米ロ首脳、ウクライナ安全保証を協議と伊首相 NAT

ワールド

ウクライナ支援とロシアへの圧力継続、欧州首脳が共同

ワールド

ウクライナ大統領18日訪米へ、うまくいけばプーチン
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
特集:Newsweek Exclusive 昭和100年
2025年8月12日/2025年8月19日号(8/ 5発売)

現代日本に息づく戦争と復興と繁栄の時代を、ニューズウィークはこう伝えた

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 2
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...「就学前後」に気を付けるべきポイント
  • 3
    頭部から「黒い触手のような角」が生えたウサギ、コロラド州で報告相次ぐ...衝撃的な写真の正体
  • 4
    【クイズ】次のうち、「海軍の規模」で世界トップ5に…
  • 5
    債務者救済かモラルハザードか 韓国50兆ウォン債務…
  • 6
    「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」(東京会場) …
  • 7
    「笑い声が止まらん...」証明写真でエイリアン化して…
  • 8
    「長女の苦しみ」は大人になってからも...心理学者が…
  • 9
    【クイズ】次のうち、「軍事力ランキング」で世界ト…
  • 10
    「触ったらどうなるか...」列車をストップさせ、乗客…
  • 1
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 2
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...「就学前後」に気を付けるべきポイント
  • 3
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた「復讐の技術」とは
  • 4
    頭部から「黒い触手のような角」が生えたウサギ、コ…
  • 5
    「笑い声が止まらん...」証明写真でエイリアン化して…
  • 6
    「長女の苦しみ」は大人になってからも...心理学者が…
  • 7
    これぞ「天才の発想」...スーツケース片手に長い階段…
  • 8
    「触ったらどうなるか...」列車をストップさせ、乗客…
  • 9
    「何これ...」歯医者のX線写真で「鼻」に写り込んだ…
  • 10
    産油国イラクで、農家が太陽光発電パネルを続々導入…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失…
  • 6
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 7
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 8
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 9
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 10
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中