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2016米大統領選

共和党マケイン議員、ロシアの大統領選干渉に関し議会調査求める

2016年12月19日(月)10時09分

 12月18日、上院軍事委員長を務める共和党のマケイン議員(写真)らは、ロシアがサイバー攻撃を仕掛けて11月の米大統領選挙に干渉しようとしたとされる問題で、超党派の特別委員会を設置して調査するよう求めた。2月撮影(2016年 ロイター/Marko Djurica)

[ワシントン 18日 ロイター] - 米上院の有力議員は18日、ロシアがサイバー攻撃を仕掛けて11月の米大統領選挙に干渉しようとしたとされる問題で、超党派の特別委員会を設置して調査するよう求めた。

上院軍事委員長を務める共和党のマケイン議員や上院民主党院内総務に就任するシューマー議員ら4人が共和党のマコネル上院院内総務に共同で書簡を送った。

「ロシアによる大統領選への干渉をめぐる報道は全国民への警報だ。サイバーセキュリティーは究極的な管轄を超えた課題であり、有効に対応するには包括的な手段をとる必要がある」と強調した。

シューマー議員は記者会見で「ロシアがわれわれの政治システムをハッキングし(選挙の)結果に影響を与えようとしたとされるのは極めて重大な問題だ」と述べた。

同議員は特別委員会について、中国やイランなどによるサイバー攻撃についても調査する考えを示した。



ロイター


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