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7年後はマイルで宇宙へ? ANAとHIS、有人宇宙機運航に支援

2016年12月1日(木)20時00分

 PDエアロの緒川修治社長によると、商業運航時までに開発費含めて170億円が必要で、これまで多くの人から「気持ちはいただくが、お金はなかなか出してもらえなかった」ため、大手2社の出資が「チームづくり」の大きな後押しになればと期待を寄せた。また、商業運航開始から3、4年後には黒字化を図り、将来的に「宇宙旅行の世界市場でシェア約10%を狙いたい」と話した。

 同社が企画する宇宙旅行は、高度100キロへ弾道のような軌跡で上昇して宇宙に到着し、5分間の無重力体験をして帰還するというもので、全フライト時間は約90分。費用は競合他社の7割程度に抑え、約1400万円を想定する。パイロットは2名で、搭乗客は6人。まずは2機で開始し、5年後には5機に増やして年間搭乗客1000人を計画する。

(白木真紀)

[東京 1日 ロイター]


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