最新記事

映画

155人を救った機長は一転して疑惑の目を向けられた──映画「ハドソン川の奇跡」試写会ご招待

2016年8月9日(火)00時50分

© 2016 Warner Bros. All Rights Reserved

 それは厳冬のニューヨークで起きた。160万人が居住するマンハッタン上空850メートルを航行中の乗員乗客155名を乗せた旅客機が、全エンジン停止というトラブルに見舞われる。そのとき機長のサレンバーガーは、咄嗟の判断でハドソン川に不時着を試み、全員が奇跡の生還を果たし、喝采を浴びた。しかし、その裏側では、その判断は本当に正しかったのか、国家運輸安全委員会の厳しい追求が行われていた......。
 監督は『アメリカン・スナイパー』『硫黄島からの手紙』など実話をもとにした話題作を多数手がけているクリント・イーストウッド。究極の選択を選ばざるを得なかった機長役をトム・ハンクスが演じる話題作だ。

 今回、本作品のニューズウィーク日本版特別試写会を9月13日に開催、読者の方170組340名様をご招待します。


[USエアウェイズ1549便不時着水事故とは]

US Airways Flight 1549 in Hudson cropped.JPG

By Izno, cropped by Falcorian - 投稿者自身による写真, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=5736325

2009年1月15日、米東部時間午後3時30分頃、ニューヨーク発シアトル行きのUSエアウェイズ1549便エアバスA320旅客機が離陸直後にカナダガン数羽に衝突し両エンジンが同時に停止、ニューヨーク市マンハッタン区付近のハドソン川に不時着水した航空事故。機長のサレンバーガーは冷静に状況を判断しハドソン川に不時着水するという方法を選び、乗員・乗客全員を無事に生還させた。当時のニューヨーク州知事デビッド・パターソンが機長の判断を称賛し「ハドソン川の奇跡」と呼んだ。

[監督]:クリント・イーストウッド(『アメリカン・スナイパー』『硫黄島からの手紙』)
[出演]トム・ハンクス(『ダ・ヴィンチ・コード』『フォレスト・ガンプ/一期一会』)、アーロン・エッカート(『ダークナイト』)、ローラ・リニー他
[原案]サリー機長の手記『機長、究極の決断 「ハドソン川」の奇跡』(静山社文庫刊)
[配給]ワーナー・ブラザース映画
【オフィシャルサイト】www.hudson-kiseki.jp
9月24日(土) 丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他 全国ロードショー


『ハドソン川の奇跡』試写会
日時:2016年9月13日(火)18:30開場/19:00開映
会場:新宿明治安田生命ホール 東京都新宿区1-9-1 明治安田生命新宿ビルB1F

応募締切:2016年8月26日(金)12:00



submit.png





※当選の発表は試写状の発送をもって代えさせていただきます

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

IMF委、共同声明出せず 中東・ウクライナ巡り見解

ビジネス

NY外為市場=円・スイスフラン上げ幅縮小、イランが

ビジネス

米P&G、通期コア利益見通し上方修正 堅調な需要や

ワールド

男が焼身自殺か、NY裁判所前 トランプ氏は標的でな
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:老人極貧社会 韓国
特集:老人極貧社会 韓国
2024年4月23日号(4/16発売)

地下鉄宅配に古紙回収......繁栄から取り残され、韓国のシニア層は貧困にあえいでいる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 2

    止まらぬ金価格の史上最高値の裏側に「中国のドル離れ」外貨準備のうち、金が約4%を占める

  • 3

    中国のロシア専門家が「それでも最後はロシアが負ける」と中国政府の公式見解に反する驚きの論考を英誌に寄稿

  • 4

    休日に全く食事を取らない(取れない)人が過去25年…

  • 5

    「韓国少子化のなぜ?」失業率2.7%、ジニ係数は0.32…

  • 6

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 7

    日本の護衛艦「かが」空母化は「本来の役割を変える…

  • 8

    中ロ「無限の協力関係」のウラで、中国の密かな侵略…

  • 9

    毎日どこで何してる? 首輪のカメラが記録した猫目…

  • 10

    便利なキャッシュレス社会で、忘れられていること

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 3

    攻撃と迎撃の区別もつかない?──イランの数百の無人機やミサイルとイスラエルの「アイアンドーム」が乱れ飛んだ中東の夜間映像

  • 4

    天才・大谷翔平の足を引っ張った、ダメダメ過ぎる「無…

  • 5

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 6

    アインシュタインはオッペンハイマーを「愚か者」と…

  • 7

    犬に覚せい剤を打って捨てた飼い主に怒りが広がる...…

  • 8

    ハリー・ポッター原作者ローリング、「許すとは限ら…

  • 9

    価値は疑わしくコストは膨大...偉大なるリニア計画っ…

  • 10

    大半がクリミアから撤退か...衛星写真が示す、ロシア…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこと」目からうろこの健康法

  • 4

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の…

  • 5

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

  • 10

    浴室で虫を発見、よく見てみると...男性が思わず悲鳴…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中