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2016米大統領選

サンダース、民主党指導部をヒラリー寄りと不満あらわ

2016年5月23日(月)10時19分

5月22日、米大統領選で民主党候補指名を目指すサンダース上院議員は、党指導部がクリントン氏を候補に指名しようとしているとして不満をあらわに。写真はサンダース氏の支持者ら。カリフォルニア州ナショナルシティーで21日撮影(2016年 ロイター/MIKE BLAKE)

米大統領選で民主党候補指名を目指すバーニー・サンダース上院議員は22日、複数のテレビインタビューに応じ、党指導部がヒラリー・クリントン前国務長官を候補に指名しようとしているとして不満をあらわにした。

サンダース氏は苦戦していると認めつつ、指名獲得争いに残ると述べた。

同氏は大統領選で勝利すれば、党全国委員会のシュルツ委員長を再指名しないと指摘。また、「われわれに必要なのは、労働者階級の人々に『われわれはあなた方の味方だ』と語ることだ」と述べた。

一方、既に指名獲得を確実にしたとの認識を示しているクリントン氏は同日、共和党の候補指名を確実にしたドナルド・トランプ氏の発言は危険だと指摘。本選を意識した発言が増えている。

サンダース氏はABCの番組「This Week」に出演し、米国民は11月の本選で「悪い候補のうち、まだましな方」を選ぶような事態に陥るべきではないと述べた。



[ワシントン 22日 ロイター]


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