空気から水を作り水問題に立ち向かう...アクアムが目指す「誰もが安全な水にアクセスできる社会」
アクアムが提供する空気製水機
<東日本大震災を原点に、空気中の水分から飲料水を生成する革新的な技術を開発したアクアム。その取り組みが今、世界の水問題に希望をもたらそうとしている>
日本企業のたとえ小さな取り組みであっても、メディアが広く伝えていけば、共感を生み、新たなアイデアにつながり、社会課題の解決に近づいていく──。そのような発信の場をつくることをミッションに、ニューズウィーク日本版が立ち上げた「SDGsアワード」は今年、3年目を迎えました。
私たちは今年も、日本企業によるSDGsの取り組みを積極的に情報発信していきます。
「水道水が飲める国」は世界でもわずか十数カ国とされ、安全な水へのアクセスは今も世界的な課題だ。水道水が飲める日本でも、老朽化した水道インフラによる断水リスクが懸念されており、災害時には水の供給が途絶える事態もしばしば発生している。
安全な水の供給は人権にも関わる問題であり、災害や気候変動、都市化によってその必要性はますます高まっている。持続可能な水供給モデルの構築が急務とされる今、この社会課題に真正面から挑んでいるのが、株式会社アクアムだ。
いつでもどこでも使える空気製水機
アクアムは、空気中の水分を凝縮・浄化して安全な飲料水を生成する「空気製水機」の開発、製造、販売を事業の柱としている。
災害時の水の供給問題を課題と感じた河﨑悠有代表取締役が、断水や物流の遮断といった状況においても飲料水を確保できる手段として、製品化と普及を志したことがこの取り組みの出発点となった。
アクアムの空気製水機は、水資源が乏しい場所でも使用できるのに加え、常用時にはおいしく安全な飲料水として、災害時にはインフラが機能しない中でも即座に水を供給できる「ハイブリッド機能」を備えているのが大きな特長だ。
水道水やミネラルウォーターと比較しても遜色ないおいしさを実現するため、3種類の浄水フィルターと3種類の国産天然鉱石を活用したミネラルフィルターを組み合わせて、「水のおいしさ」と「衛生面」に徹底的にこだわっている。
他にも、独自の水循環技術による特許を取得しており、常に高い品質を保つ工夫がなされている。
2024年1月には、能登半島地震の被災地支援として、同社の空気製水機AQ-200を搭載したキッチンカーを、断水が続いていた七尾駅前のボランティアセンターに無償で提供。炊き出しに参加したボランティアたちからは驚きと感謝の声が寄せられた。空気から生まれた水で提供された温かいハンドドリップコーヒーは、冷え込む中で人々の心をも温めた。

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