最新記事
SDGsパートナー

BSIグループジャパンの環境認証が築く「持続可能なグローバルビジネスの新標準」

2023年12月20日(水)12時43分
ニューズウィーク日本版編集部SDGs室 ブランドストーリー
BSIグループジャパン

BSIも携わるISO規格は世界中の組織や企業が共通の言語と基準に基づいて活動するための基盤となっている

<企業の環境への取り組みをISO規格やカーボンニュートラル認証により、評価することで、経済活動における環境への配慮を促進する>

世界を変えるには、ニュースになるような大規模なプロジェクトや製品だけでは不十分。日本企業のたとえ小さなSDGsであっても、それが広く伝われば、共感を生み、新たなアイデアにつながり、社会課題の解決に近づいていく──。この考えのもと、ニューズウィーク日本版はこの春、「SDGsアワード」を立ち上げました。その一環として、日本企業によるSDGsの取り組みを積極的に情報発信していきます。

◇ ◇ ◇


BSIグループジャパン株式会社は、世界最古の国家規格協会であり、ISOの設立メンバーでもあるBSI(British Standards Institution、英国規格協会)の日本法人だ。BSIが発行するさまざまな環境認証を通して、日本企業の環境への取り組みの後押しを行う。 

世界最古の国家規格協会として、ISOの規格策定にも携わる

ISO(International Organization for Standardization、国際標準化機構)は、スイスのジュネーブに本部を置く非政府組織で、その主な活動は国際的に通用するさまざまな分野の国際標準をISO規格として制定することだ。

製品やサービスの品質、安全性、効率性などを向上させ、異なる国や地域での取引や協力を円滑に進めるために不可欠なツールとなっており、現在ISO規格の数は2万5000を超える。ISO規格は日本を含む世界169カ国の構成メンバーの投票によって決定され、環境への影響や社会的な側面にも焦点が置かれていることから、SDGsとも親和性が高い国際規格となっている。

一方、BSIは1901年に設立された世界最古の国家規格協会で、ISOの設立メンバーでもある。現在、195カ国で7万7500以上の組織に対し規格に関する幅広いサービスを提供。日本法人にあたるBSIグループジャパン株式会社は、1999年に設立された。

同社でマーケティングを担当する多賀谷洋子さんは、「規格を標準化することは、企業の生産性の向上やサステナビリティに貢献し、安心・安全を担保することにもつながります」と話す。

BSIはISOの規格策定にも携わっており、実際にISOのマネジメントシステム規格にはBSIの規格がベースとなっているものが多くある。 現在、環境マネジメントシステム(EMS)に関する国際標準規格となっている「ISO 14001」も、BSIが1992年に作成した世界初の環境規格「BS 7750」がその原型になっている。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

焦点:トランプ税制法、当面の債務危機回避でも将来的

ビジネス

アングル:ECBフォーラム、中銀の政策遂行阻む問題

ビジネス

バークレイズ、ブレント原油価格予測を上方修正 今年

ビジネス

BRICS、保証基金設立発表へ 加盟国への投資促進
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプvsイラン
特集:トランプvsイラン
2025年7月 8日号(7/ 1発売)

「平和主義者」のはずの大統領がなぜ? 核施設への電撃攻撃で中東と世界はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギに挑んだヘビの末路
  • 2
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 3
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコに1400万人が注目
  • 4
    【クイズ】「宗教を捨てる人」が最も多い宗教はどれ?
  • 5
    後ろの川に...婚約成立シーンを記録したカップルの幸…
  • 6
    ワニに襲われた直後の「現場映像」に緊張走る...捜索…
  • 7
    職場でのいじめ・パワハラで自死に追いやられた21歳…
  • 8
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた…
  • 9
    吉野家がぶちあげた「ラーメンで世界一」は茨の道だ…
  • 10
    為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 …
  • 1
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で大爆発「沈みゆく姿」を捉えた映像が話題に
  • 2
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた発見の瞬間とは
  • 3
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 4
    突然ワニに襲われ、水中へ...男性が突いた「ワニの急…
  • 5
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 6
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギ…
  • 7
    夜道を「ニワトリが歩いている?」近付いて撮影して…
  • 8
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 9
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコ…
  • 10
    砂浜で見かけても、絶対に触らないで! 覚えておくべ…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 5
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 6
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 7
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 8
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 9
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 10
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中