心臓にも睡眠にも効く? フィンランド式から遠赤外線、バーニャまで――世界の「ご当地サウナ」事情
A Guide to Sauna Culture
F1ドライバーのランス・ストロール(アストンマーチン所属)は、レース前後の調整や回復にサウナを利用していると、同チームのオステオパシー療法士ヘンリー・ハウは本誌に語った。
「きついトレーニングの後にサウナに入ると、血液成分に関わる各種の身体反応が引き出され、トレーニングの効果が出る」
サウナと一口に言っても、いろいろなタイプがある。伝統的なフィンランド式サウナ、遠赤外線サウナ、トルコ式浴場ハマム、ロシアの蒸し風呂バーニャ(白樺〔しらかば〕などの枝葉の束で体をたたく習慣で知られる)のほか、ハイブリッド型もあれば、木製の樽を使ったバレルサウナ、よりマイルドな温湿度のバイオサウナもある。
韓国の温浴施設チムジルバンは多様なサウナ室を備え、各種のリラックス・ヒーリング体験が楽しめる。
タイプで変わる体感とマナー
方式が違えば、生体反応も異なる。多湿のフィンランド式ではじっくり汗をかき、もう少し温度が低い遠赤外線サウナには、より長く入っていられる。高湿のバーニャでは、熱気をより強く感じる。
サウナ文化は地域によって差異がある。大抵は男女別で、シャワーを浴びてから入室し、持参したタオルの上に座る。会話は最小限に控えるべきだ。





