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心臓にも睡眠にも効く? フィンランド式から遠赤外線、バーニャまで――世界の「ご当地サウナ」事情

A Guide to Sauna Culture

2026年1月30日(金)16時38分
アイリーン・ファルケンバーグハル (本誌米国版シニアエディター)
サウナ室でリラックスする女性のイメージ写真

痛みの緩和やリラックス効果にスポーツ界も着目している HEATHER DURHAM PHOTOGRAPHY

<サウナはフィンランド式だけではない。方式も文化も地域でまるで違う。睡眠やストレスにも良いとされるサウナが、世界で「ウェルネス習慣」として再評価される理由とは>

サウナはウェルネスに不可欠だ──欧州やロシアの数百年来の「常識」に、アメリカ人やイギリス人、カナダ人が目覚め始めた。

セルフケアブームや健康意識の高まりに押され、特別感のあるサウナ体験が熱い視線を浴びている。


サウナは数多くの健康効果で有名だ。心血管系の健康やストレス軽減、痛みの緩和、筋肉の回復、呼吸機能の強化、リラックスに効果的という。

「フィンランド人の母親の下で、子供の頃からサウナ浴をしてきた」と、スパ愛好家のアリサ・プリドルは言う。

「肝心なのは(温冷の)交代だ。熱と蒸気の中で過ごしてから、湖に飛び込んだり、雪の中を転げ回るのを繰り返すことで血流が刺激され、毛穴がきれいになり、気分が良くなってぐっすり眠れる。私の母は93歳の今でも70代に見える。サウナは私にとって人付き合いの重要な一部だ」

娯楽目的だけではない。スポーツ選手の練習メニューにも取り入れられている。

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