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休息

疲れが抜けない人ほど「丁寧」をやめている―禅が教える疲れない休息術

2026年1月27日(火)11時57分
枡野 俊明 (曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー*PRESIDENT Onlineからの転載 )

休息のサイクルを生む「感謝の習慣」

立ち居振る舞いを整えるときのポイントは、大きく二つあります。

一番のポイントは、姿勢を正して、まっすぐ前を向くこと。

これだけで、気分が少しすっきりして、自然と声もよく出るようになります。表情も明るくなり、前向きな言葉が出てきやすくなるでしょう。


もう一つのポイントは、あらゆる言動に「心をこめる」ことです。

たとえば、人に会ったら、「あなたに会えてうれしい」という心をこめて、笑顔であいさつする。

人と話すときは、「あなたの話を聞きたい」という心をこめて、相手の話によく耳を傾ける。

物を差し出すときは、両手を添える。置くときは、音をたてずにそっと置く。

食事をするときは、命をいただくことに感謝の心をこめて箸を運ぶ。

こんな具合に、あらゆる言動に「心をこめる」のです。

そのように心をこめることにテクニックは不要。難しいことは何もありません。

それが習慣になれば、自然と三業が整い、あなただけの「休息のサイクル」が出来上がります。

「三業を整える」ことは、まさに心身を健やかに保つための「休息の作法」なのです。


newsweekjp20260123122048.jpg枡野俊明『疲れない心をつくる休息の作法』(三笠書房)(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)


※当記事は「PRESIDENT Online」からの転載記事です。元記事はこちら
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