なぜ筋肉を鍛えても速くならないのか?...スピードの80%は動作以前にある
ステージの進み方にはさまざまな考え方があり、内容は同じでも違う用語が使われていたり、より細目化されたステージが加わったりする場合がある。あなた独自の解釈があってもいい。
この「変化表」の中でもっとも興味深いところは、速くありたいアスリートのほとんどが、ステージVに100%のトレーニング時間を費やしている点だ。
つまり、動作スピードを上げようとする。それも大切ではあるが、それだけでは見当違いになる──他の4ステージを見逃しているからだ。あなたを本当に速くするのは残りの80%だ!
どうしたらいいか? 他の4ステージをトレーニングする方法を見つけて、ワークアウトに加えるのだ。ここからのいくつかのスピード戦略は残りの4ステージに焦点を合わせ、どうすればいいかについてのアイデアを紹介するものになる。
ポール・ウェイド(PAUL "COACH" WADE)
元囚人にして、すべての自重筋トレの源流にあるキャリステニクス研究の第一人者。1979年にサン・クエンティン州立刑務所に収監され、その後の23年間のうちの19年間を、アンゴラ(別名ザ・ファーム)やマリオン(ザ・ヘルホール)など、アメリカでもっともタフな監獄の中で暮らす。監獄でサバイブするため、肉体を極限まで強靭にするキャリステニクスを研究・実践、〝コンビクト・コンディショニング・システム〟として体系化。監獄内でエントレナドール(スペイン語で〝コーチ〟を意味する)と呼ばれるまでになる。自重筋トレの世界でバイブルとなった本書はアメリカでベストセラーになっているが、彼の素顔は謎に包まれている。
『プリズナートレーニング 実戦!!! スピード&瞬発力編 爆発的な強さを手に入れる無敵の自重筋トレ』
ポール・ウェイド [著]/山田 雅久 [訳]
CEメディアハウス[刊]
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