塩分の取り過ぎが「難聴のリスク」の可能性...若年層が特に注意すべき理由とは?【最新研究】
Adding Salt to Meals May Increase Risk of Hearing Loss
「若年層や健康な人々では、他の慢性疾患といった競合リスク要因が少ないため、高塩分の摂取が難聴の強力な独立した要因となっている可能性があります。
(...)今回の研究は、塩分摂取が修正可能なリスク因子になり得ることを示唆しています。特に若年層において、塩の使用を控えることが聴覚の健康維持につながると示唆されています」
「アメリカ心臓協会(AHA)」は成人は1日2300mg未満、理想的には1500mg以下に抑えるよう推奨しているが、アメリカでは成人のナトリウム摂取量が1日平均3300mgを超えている。
【参考文献】
Han, Y., Lee, K.-Y., Seo, I., & Jung, D. J. (2025). Association between frequency of adding salt to foods and risk of hearing loss: A population-based cohort study using UK Biobank data. The Journal of Nutrition, Health and Aging, 29(10).
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