最新記事
株式市場

東証3400円超高、マネー急速に巻き戻し 前日のパニックから一転

2024年8月6日(火)11時52分
東京都内の株価ボード

8月6日の東京市場は前日のパニック状態から一転、株が大きく買い戻されるとともに金利は上昇、円安が進んでいる。写真は都内の株価ボード。同日撮影(2024年 ロイター/Willy Kurniawan)

6日の東京市場は前日のパニック状態から一転、株が大きく買い戻されるとともに金利は上昇、円安が進んでいる。米経済指標が予想を上回り、景気後退への懸念がいったん和らいだことを好感している。

日経平均は反発で寄り付いた後も急速に上値を伸ばし、一時3400円を超えて上昇、3万4000円台を回復した。4451円安と1日として過去最大の下落幅を記録した前日から様相が一変した。

5日の米国市場は景気への不安で株が下げたものの、注目されていた7月の非製造業総合指数(PMI)が改善し、金利が落ち着きを取り戻した。日経平均先物も上昇し、東京市場は寄り付き前から自律反発への期待が強まっていた。

市場では「短期的にいったん底を見た可能性があるが、しばらく不安定な地合いは続きそうだ」(国内証券のアナリスト)との声が聞かれる。

個別では三越伊勢丹ホールディングスが18%超高、指数寄与度の高いファーストリテイリングが3%超高、東京エレクトロンが16%超高、アドバンテストは11%超高。ソフトバンクグループは10%超高となっている。

前日の東京市場で146円半ばから141円半ばへ急落したドル/円も、海外市場でやや持ち直し、東証で6日の株取り引きが始まった午前9時過ぎに一時146.36円まで上昇した。

円債市場では、国債先物中心限月9月限が大幅に反落。前日の急騰から一転、米金利の急低下が一服したことを受けて売られている。



[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニューズウィーク日本版 トランプの帝国
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年2月10号(2月3日発売)は「トランプの帝国」特集。南北アメリカの完全支配を狙う新戦略は中国の覇権を許し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イラン、米と核問題限定の二国間協議要求 開催地変更

ワールド

イスラエル首相、米特使と会談 イラン核協議再開控え

ワールド

米・コロンビア首脳が初会談、緊張緩和に向けた試金石

ワールド

米建設業者、100万戸の「トランプ・ホーム」構想 
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗り物から「勝手に退出」する客の映像にSNS批判殺到
  • 3
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れるアメリカ」に向き合う「日本の戦略」とは?
  • 4
    地球の近くで「第2の地球」が発見されたかも! その…
  • 5
    トランプ不信から中国に接近した欧州外交の誤算
  • 6
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 7
    最長45日も潜伏か...世界が警戒する「ニパウイルス」…
  • 8
    ICE射殺事件で見えたトランプ政権の「ほころび」――ア…
  • 9
    少子高齢化は国防の危機──社会保障を切り捨てるロシ…
  • 10
    アジアから消えるアメリカ...中国の威圧に沈黙し、同…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 5
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 6
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 7
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 8
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 9
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 10
    パキスタン戦闘機「JF17」に輸出交渉が相次ぐ? 200…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中