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『タイタニック』のヒロインは止まらない――ケイト・ウィンスレット50歳、初監督で示した実力派の現在地

Complete Control

2026年3月6日(金)17時20分
ジェニファー・H・カニングハム(本誌米国版編集長)、カイル・マクガバン

環境破壊を扱ったキャメロン監督の5部作『アバター』シリーズは、スマホの画面に熱中する人々を映画館に向かう気にさせる、今や絶滅危惧種ともいうべき娯楽大作だ。

『グッバイ、ジューン』の配信が開始されたのは『アバター』第3弾の封切りからわずか数日後。ウィンスレットはスケールもスタイルも異なるこの2本で立て続けに映画ファンを魅了したことになる。

そんな芸当ができる役者、いや役者兼監督はまずいない。ウィンスレットはこれまでの人生でそうしてきたように、新たな挑戦にも果敢に、なおかつ気負わず取り組んでいる。

「この間お友達からテキストメッセージをもらったの。60歳の人なんだけど、『忙しいのにゴメンね。元気づけてほしいの。私のことなんか誰も目に留めないみたいで』と。『そんなふうに思わないで。二度とそんなことを言わないと約束して』と返信したわ」

そしてウィンスレットはこう続けた。「女性の知的な魅力は年を重ねるごとに深まると思う。経験を積んで精神的に成長するから。50歳になった今、私は人生を満喫している。これからどんな日々が待っているかとても楽しみよ」

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