最新記事
俳優

「スーパーヒーロー映画は避けろ」――ディカプリオの助言が導いたシャラメ快進撃

Aiming for Greatness

2026年1月22日(木)18時49分
アレックス・カーシェンバウム
最新作『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』のプレミアイベントに出席したティモシー・シャラメ

ティモシー・シャラメは最新作『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』(写真はプレミア出席時)で、前作『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』に続き、多くの映画賞にノミネートされている THEO WARGO/GETTY IMAGES

<賞レースの主役を張りつつ、興行でも結果を残す。30歳のティモシー・シャラメは、次作が話題を呼ぶ俳優になった>

俳優ティモシー・シャラメ(30)の快進撃が止まらない。昨シーズンに続き、今年も主演作が映画賞の話題をさらっている。果たしてこれは一時的な現象なのか、それとも、輝かしい俳優人生が今後も長く続く予兆なのか。

【動画】ティモシー・シャラメ主演、日本で撮影も行った卓球映画『マーティ・シュプリーム』

シャラメは昨シーズン、伝説的なフォーク歌手ボブ・ディランの駆け出しの頃を描いた映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』で絶賛を浴び、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。20代前半だった2017年の『君の名前で僕を呼んで』に続いて、2度目のノミネートだ。


音楽がらみの映画というと、最近はアニメなど子供も楽しめる作品が多いが、『名もなき者』は歴史的な背景を伴う大人のドラマだった。しかもディランを描いた映画には、07年の『アイム・ノット・ゼア』(原題:I'm Not There)という秀作があった。

それにもかかわらず、『名もなき者』は世界で1億4050万ドル(アメリカだけで7500万ドル)の興行収入を上げるヒットとなった。

ちなみに昨年、往年のロック歌手ブルース・スプリングスティーンが鬱病に苦しんだ時代を描いた『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』(原題:Springsteen: Deliver Me from Nowhere)が公開されたが、世界興行収入は4520万ドル止まりだ。

スプリングスティーンが今なお各国でスタジアムを満員にする現役のスターで、映画の宣伝に積極的に協力したにもかかわらず、だ。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

衆院選きょう投開票、自民が終盤まで優勢 無党派層で

ワールド

イスラエル首相、トランプ氏と11日会談 イラン巡り

ビジネス

EXCLUSIVE-米FRB、年内1─2回の利下げ

ワールド

北朝鮮、2月下旬に党大会開催 5年に1度の重要会議
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 2
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 3
    韓国映画『しあわせな選択』 ニューズウィーク日本版独占試写会 60名様ご招待
  • 4
    韓国ダークツーリズムが変わる 日本統治時代から「南…
  • 5
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 6
    【台湾侵攻は実質不可能に】中国軍粛清で習近平体制…
  • 7
    心停止の8割は自宅で起きている──ドラマが広める危険…
  • 8
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 9
    日経平均5万4000円台でも東京ディズニー株は低迷...…
  • 10
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から脱却する道筋
  • 3
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 4
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 5
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 6
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 7
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 8
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 9
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 10
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 8
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 9
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 10
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中