最新記事
英王室

メーガン妃が語った「本物の自分」の真意とは?...「ハーパーズ・バザー」の表紙を堂々飾る

Meghan Markle Addresses Authenticity Crisis After ‘Judgment’

2025年11月22日(土)10時30分
ジャック・ロイストン(王室担当)

「数年前にメーガン妃と出会って以来、ずっと連絡を取り合っている。彼女の方から『ショーに行きたい』と声をかけてくれた。(...)戦略や演出は一切なかった。誰にも言わなかったのは、サプライズにしたかったからだ。ファッションの世界で本物のサプライズは珍しいけれど、今回はまさにそれだった」

メーガン妃にとって「本物らしさ」という言葉は長年付きまとってきたが、必ずしもポジティブな文脈ばかりではなかった。


 

リアリティ番組『ザ・リアル・ハウスワイブス・オブ・ニューヨーク(The Real Housewives of New York City)』の出演者である、ベサニー・フランケルは、2024年2月のTikTokで次のように語っている。

「あの2人が王室を離れて以来、ずっと自分たちの立ち位置を見つけられていないのは、アイデンティティの問題です。(...)

メーガンがかつて誰だったのか、そして王室を離れて何になりたいのか。ヘンリーが王室でどんな役割を持っていたのか、そして今は何者なのか。(...)

これはブランディングの問題ではありません。アイデンティティと本物らしさの問題なのです。しかし、自分自身が何者かをわかっていなければ、本物であることなんて無理です」

過去にアニメ「サウスパーク」が、ヘンリー王子を模した「カナダの王子」が大切なのは内面であることに気づくというエピソードを放送している。

その中でヘンリー王子がメーガン妃の口を開けて中をのぞき、「ハロー(hello)」と叫ぶと、その声が空しく反響していく──メーガン妃の中身が空っぽであるかのような風刺だった。

そして、「カナダの王子」が「ブランドになろうとして、ただの商品になってしまった」と自虐気味に次のようにも語る。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

アングル:動き出したECB次期執行部人事、多様性欠

ビジネス

米国株式市場=ダウ493ドル高、12月利下げ観測で

ビジネス

NY外為市場=円急伸、財務相が介入示唆 NY連銀総

ワールド

トランプ氏、マムダニ次期NY市長と初会談 「多くの
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界も「老害」戦争
特集:世界も「老害」戦争
2025年11月25日号(11/18発売)

アメリカもヨーロッパも高齢化が進み、未来を担う若者が「犠牲」に

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やってはいけない「3つの行動」とは?【国際研究チーム】
  • 2
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるようになる!筋トレよりもずっと効果的な「たった30秒の体操」〈注目記事〉
  • 3
    AIの浸透で「ブルーカラー」の賃金が上がり、「ホワイトカラー」は大量に人余り...変わる日本の職業選択
  • 4
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベー…
  • 5
    中国の新空母「福建」の力は如何ほどか? 空母3隻体…
  • 6
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 7
    ロシアのウクライナ侵攻、「地球規模の被害」を生ん…
  • 8
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 9
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 10
    【銘柄】イオンの株価が2倍に。かつての優待株はなぜ…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 3
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR動画撮影で「大失態」、遺跡を破壊する「衝撃映像」にSNS震撼
  • 4
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 5
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
  • 6
    【銘柄】ソニーグループとソニーFG...分離上場で生ま…
  • 7
    【写真・動画】「全身が脳」の生物の神経系とその生態
  • 8
    筋肉の正体は「ホルモン」だった...テストステロン濃…
  • 9
    「まじかよ...」母親にヘアカットを頼んだ25歳女性、…
  • 10
    「ゲームそのまま...」実写版『ゼルダの伝説』の撮影…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 4
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後…
  • 5
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 6
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 7
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 10
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中