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オスカー女優のマリオン・コティヤールが、初めての「ドラマ出演」を決めた理由

Disappearing in a Project

2025年11月21日(金)18時31分
H・アラン・スコット(ライター、コメディアン)
マリオン・コティヤール(Marion Cotillard)

テレビドラマという慣れない現場で共演者の助言に救われたと語るコティヤール MARC PIASECKIーWIREIMAGE/GETTY IMAGES

<Apple TV+で配信中の『ザ・モーニングショー』でドラマデビューを果たしたコティヤール。背景にはある想いが──(インタビュー)>

俳優のマリオン・コティヤール(Marion Cotillard)は、「作品にどっぷりはまらないと、役に入り込むことができない」のだそうだ。アップルTVプラスで配信中のドラマ『ザ・モーニングショー(The Morning Show)』の第4シーズンの撮影にも、コティヤールはそうして臨んだ。

報道番組の裏側を描く本作で彼女が演じたのは、テレビ局の新しい経営者セリーヌ・デュモンだ。


『ザ・モーニングショー』シーズン4 予告編


オスカー俳優のコティヤールはテレビドラマで重要な役を演じるのはこれが初めて。「映画とはかなり勝手が違って」戸惑ったという。

だが共演者のビリー・クラダップ(Billy Crudup)から「(監督や制作陣を)全面的に信頼して、肩の力を抜いて操り人形になるんだ。演出に身を任せろ」という「最高のアドバイス」をもらい、それに従うことにしたと語る。

コティヤールがこのドラマの中で興味深く感じたのが、ジャーナリズムの現状についての描写だ。

「報道する側がはっきりした意見を持っていなければ、物事を掘り下げて調べることなどできない場合もある。でもそれが、とても醜悪なものの扉を開けてしまうこともある」と語るコティヤールに本誌H・アラン・スコットが話を聞いた。

◇ ◇ ◇


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