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メーガン妃の動画が「無神経」すぎる...ダイアナ妃をめぐる大論争に発展

Meghan Markle’s Paris Video Sparks Princess Diana Debate

2025年10月12日(日)09時05分
ジャック・ロイストン(王室担当)

「正直、これは何かしらの問題を見つけたい人たちが大げさに言ってるだけです。単にちょっとした瞬間を撮ったに過ぎません。(...)どこにいるかなんて考えずに、ただ撮影しただけです。悪意も意図もなかったと思います。何をやっても叩かれる存在になってしまっているだけです」

バレンシアガのショーについても、「メーガン妃は本当に素晴らしかった」とヘイガン氏は述べる。


 

一方で、王室専門家のリチャード・フィッツウィリアムズ氏は次のように語る。

「いったい何を考えていたのか理解できません。ダイアナ妃の死と結び付けられかねない動画を投稿するなんて信じがたい」

ヘンリー王子は2023年に出版した自伝『スペア(Spare)』の中で、母ダイアナ妃が命を落としたトンネルを2007年に実際に通ったことについて言及している。

「23年間の人生で最も愚かな思いつきだったと思う。自分では『区切り』をつけたいと思っていたけど、実際はそうではなかった」

当時、ヘンリー王子は母ダイアナ妃はまだ生きていて、パパラッチから逃れるために身を隠していることを信じていたという。

「元補佐官から警察資料を見せられたときの『信じたくない気持ち』を再び感じられることを心の奥では期待していた。でも、その夜、全ての希望が崩れた。『彼女は死んだ』『本当にいなくなってしまった』と実感した」

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