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批評家は口を揃えて「同じ感想」...ピクサー最新映画『星つなぎのエリオ』は良作?駄作?

Pixar's Elio Early Reviews Are All Saying the Same Thing

2025年6月19日(木)14時37分
ミチリーン・マーティン
ピクサースタジオの看板

Max Cortez-Unsplash

<宇宙が舞台のディズニー・ピクサー最新作。公開前に鑑賞した批評家たちは「みんな同じことを言っている」──(ネタバレなし・レビュー)>

『星つなぎのエリオ(Elio)』の正式なアメリカ公開は今週末だが、すでに多くの批評家が先行上映で本作を鑑賞しており、その評価は概ね好意的だ。細かい欠点を指摘する声もあるが、多くは家族全員が楽しめる感動的な作品と評している。

映画『星つなぎのエリオ』予告編


Xでは、ユーザーが実写リメイク作品と比較しながら、「子どものような驚きに満ちた、まさにピクサーらしい甘く美しい一作。実に素晴らしく、親子で楽しめるはずだ」と絶賛。他のユーザーも「壮大で純粋な銀河冒険譚。驚きに満ち、孤独、愛、家族をさまざまな視点で描く作品」と称賛した。

映画批評家Erinonfilmは『エリオ』を「ユーモアと感動を兼ね備えた喪失の物語。心に響く作品で、ピクサーにとっての真の復調を示す」と評価している。

一方で『エリオ』は、「展開はかなり予想通り」としつつ「とにかく楽しく、ビジュアルにも工夫が凝らされていて、しっかりと感情を揺さぶってくる」と述べるユーザーもいた。

あるユーザーは『エリオ』にはほとんど不満がないとした上で、「『インサイド・ヘッド(Inside Out)』以降で最高のピクサー作品かもしれない。ユーモアに富み、スリリングで、感動的な場面も多い。最大のアウトサイダーでさえも居場所を見つけられること、そして人の複雑さこそがその人を形作るというメッセージが込められている」と絶賛している。

こうした初期レビューから、『エリオ』はピクサーの"魔法の一作"として高く評価されつつある。

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