英国流ユーモアと優しさはそのままに...映画『パディントン』最新作は、意外にも「移民の話」?
A Warmhearted Delight

パディントンとブラウン一家はペルーへやって来る ©2024 STUDIOCANAL FILMS LTD. – KINOSHITA GROUP CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
<育ての親のルーシーおばさんを捜すためアマゾンの旅へ出るくまのパディントン。クライマックスには『インディ・ジョーンズ』並みのアクションも?──(ネタバレなし、レビュー)>
この10年は、世界に政治的・経済的混乱が相次いだ。だが一方で、くまのパディントンの映画作品が相次いで誕生した10年でもある。
2014年の『パディントン(Paddington)』と17年の『パディントン2(Paddington 2)』は、イギリス人作家マイケル・ボンドが1958年に発表した愛すべき児童書シリーズの映画版。家族で楽しめるエンターテインメントの新たな高い基準となった。
ロンドンを舞台にしたこの冒険映画は、アニメーション(パディントン)と実写(その他の出演者)を融合させ、監督のポール・キング(Paul King)は視覚的にも心地良い独自の世界を生み出した。
「パディントン」シリーズには押し付けがましいせりふからではなく、パディントンの控えめな善良さがもたらす道徳的なメッセージがあり、心が洗われる優しさもある。
いつも礼儀正しく、無邪気で不器用なパディントンと、その声を担当するベン・ウィショー(Ben Whishaw)の組み合わせは、俳優とアニメキャラクターの最高のデュオの1つ。「トイ・ストーリー」シリーズのウッディと、声を担当するトム・ハンクスに匹敵する。
ウィショーはまさにパディントンそのものだ。完成度の高い彼のキャラクター描写は、ユーモアあふれる脚本や脇役キャストに頼らなくても、これまで作品を引き立てていた。
それでもシリーズ3作目となる『パディントン 消えた黄金郷の秘密(Paddington in Peru)』では、今までの一貫性が失われる恐れがあった。
監督が過去2作のキングから交代し、長編映画は初めてのドゥーガル・ウィルソン(Dougal Wilson)に。脚本家チームにも新メンバーが加わった。
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