最新記事
英王室

メーガン妃の「障害者への対応」が物議...「親切のつもりだろうが」「映像を見て衝撃を受けた」

Meghan Markle Accused of Moving Woman's Wheelchair

2025年2月16日(日)13時05分
ジャック・ロイストン
障害者に対する行動が物議を呼んだメーガン妃

FiledIMAGE/Shutterstock

<女性が座る車椅子を動かしたメーガン妃の行動に「善意でやったことだろう」と理解を示しつつ、障害者にとって移動補助具は体の延長なのだと指摘>

またもや英メーガン妃が炎上の憂き目にあっている。注目を浴びているのは、車椅子に座った女性が「会話の最中」だったにも関わらず、その車椅子をメーガンが勝手に動かしているように見える映像だ。これは車椅子の女性の「独立性」を損ないかねない行為だ──自らも障害を持つある活動家がこう主張する動画を公開して話題になっている。

■【動画】カメラが捉えたメーガン妃の行動に批判の声 「親切のつもりだろうが...」「障害者に失礼」

受賞歴のある英テレビ司会者のルーシー・エドワーズは、大きな注目を集めているこの動画の中で、メーガンが2月8日、インビクタス・ゲームに参加した女性の車椅子を無断で掴んで動かした可能性があると述べた。インビクタス・ゲームはヘンリー王子が立ち上げた傷病兵のためのスポーツイベントだ。

ヘンリーとメーガンは大会初日にカナダの選手団と面会。メーガンはその時の様子を撮影した動画を自身のインスタグラムアカウントに投稿した。この動画には、誰かと会話中の女性の車椅子を、メーガンが動かす様子が映っている。

これに懸念の声を上げたのがエドワーズだ。彼女はTikTok上でこの動画を共有し、次のような言葉を添えた。「メーガン妃に悪意はなかったのかもしれない。彼女はみんなが写真に収まるようにと善意でこのような行動を取った可能性が高い。だが車椅子を触る前には声をかけることがとても重要だ。移動補助器具は私たち障害者の体の延長なのだから」

科学
地震の正体は足元の「その先」に──深海から探る、地震発生のメカニズム
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

上海でAI会議開幕、中国の李首相は世界的な協力組織

ビジネス

NASA、職員の20%が退職へ=広報

ワールド

タイとカンボジアの衝突3日目に、互いに停戦と交渉開

ワールド

台湾でリコール投票始まる、野党議員24人の解職に是
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:山に挑む
特集:山に挑む
2025年7月29日号(7/23発売)

野外のロッククライミングから屋内のボルダリングまで、心と身体に健康をもたらすクライミングが世界的に大ブーム

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの習慣で脳が目覚める「セロ活」生活のすすめ
  • 2
    航空機パイロットはなぜ乗員乗客を道連れに「無理心中」してしまうのか
  • 3
    中国が強行する「人類史上最大」ダム建設...生態系や流域住民への影響は?下流国との外交問題必至
  • 4
    「様子がおかしい...」ホテルの窓から見える「不安す…
  • 5
    タイ・カンボジア国境で続く衝突、両国の「軍事力の…
  • 6
    囚人はなぜ筋肉質なのか?...「シックスパック」は夜…
  • 7
    いきなり目の前にヒグマが現れたら、何をすべき? 経…
  • 8
    レタスの葉に「密集した無数の球体」が...「いつもの…
  • 9
    機密だらけ...イラン攻撃で注目、米軍「B-2ステルス…
  • 10
    【クイズ】世界で最も「電力消費量」が多い国はどこ?
  • 1
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの習慣で脳が目覚める「セロ活」生活のすすめ
  • 2
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人口学者...経済への影響は「制裁よりも深刻」
  • 3
    航空機パイロットはなぜ乗員乗客を道連れに「無理心中」してしまうのか
  • 4
    「マシンに甘えた筋肉は使えない」...背中の筋肉細胞…
  • 5
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 6
    中国が強行する「人類史上最大」ダム建設...生態系や…
  • 7
    中国企業が米水源地そばの土地を取得...飲料水と国家…
  • 8
    「カロリーを減らせば痩せる」は間違いだった...減量…
  • 9
    父の急死後、「日本最年少」の上場企業社長に...サン…
  • 10
    約558億円で「過去の自分」を取り戻す...テイラー・…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 3
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で大爆発「沈みゆく姿」を捉えた映像が話題に
  • 4
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 5
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 6
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 7
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 8
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
  • 9
    幸せホルモン「セロトニン」があなたを変える──4つの…
  • 10
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中