最新記事
トレンド

愛し合う恋人たちの生まれ変わり? 人間のカップルのような様子を見せる2匹のネコがSNSで大人気に

Viral Video of Two Stray Cats in Love Seen by 26M: 'Us in Another Universe'

2023年10月28日(土)20時39分
ルーシー・ノタラントニオ
ネコの顔

Sonsedska Yuliia/Shutterstock

<TikTokでは最近、「別の世界にいる私たち(Us in Another Universe)」という種類の動画がトレンドになっている>

TikTokで今、人気を集めている動画のトレンドがある。それは、まるで愛し合うカップルのように見える動物の様子を切り取ったもので、「別の世界にいる私たち(Us in Another Universe)」と呼ばれる。そして、そのトレンドを完璧に表したものとして、ラブラブな様子を見せる2匹の野良猫の動画が話題になっている。

■【動画】前世では愛し合うカップルだった? TikTokで人々を夢中にさせた2匹のネコの様子

今回のネコの動画のキャプションには、「今朝この動画を撮影し、『別の世界にいる私たち』のトレンドにピッタリだと思った」と書かれている。動画には「いいね」が730万件、コメントが5万件以上寄せられ、映画『バニラ・スカイ』に言及するユーザーもいた。

あるユーザーは、「亡くなった妹と私」と投稿。また、「彼らが愛し合っている様子が見て取れるのが泣ける」というコメントもあった。他にも、「彼らの世界が好き」「どちらもしっぽを立てて、黒ネコがオレンジのネコを見つめているのがとても満足そう」といった声が寄せられている。

映画『バニラ・スカイ』は、トム・クルーズとペネロペ・クルスが主演し、カルト的な人気を誇る作品だ。2001年に公開されたこの作品は、事故で顔にひどい傷を負ったクルーズ演じる主人公を描いている。

その後、主人公は何年も前に死亡し、冷凍保存されていたことが明らかになる。しかし、それぞれの運命を迎える前に、相手役のクルスが彼にこう言う。「別の人生で伝えるわ。私たちがネコに生まれ変わったら」

輪廻転生の考えを受け入れるアメリカ人は33%

とはいえ、2021年に行われたピュー・リサーチセンターの調査によれば、輪廻転生の考えはアメリカ人に広く受け入れられているわけではない。調査対象のアメリカの成人6485人のうち、人は何度も生まれ変わると信じていると答えたのはわずか33%だった。

調査結果によると、輪廻転生を信じているのは女性のほうが男性よりも多い(女性38%、男性27%)。年代によっても差があり、輪廻転生を信じている人は、50歳未満が38%なのに対し、50歳以上は27%だ。

ある女性は以前、本誌に対して亡くなった愛猫が新しいペットである子犬になって戻ってきたと信じていると語った。この女性ブルック・ローリーは、「ジジが旅立ったとき、友人から『ペットが死んだら、そのペットはあなたの次のペットになる道を選んでいる』と言われた」と話した。


ニューズウィーク日本版 教養としてのBL入門
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年12月23日号(12月16日発売)は「教養としてのBL入門」特集。実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気の歴史と背景をひもとく/日米「男同士の愛」比較/権力と戦う中華BL/まずは入門10作品

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


インタビュー
現役・東大院生! 中国出身の芸人「いぜん」は、なぜ「日本のお笑い」に挑むのか?
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

中国万科、償還延期拒否で18日に再び債権者会合 猶

ワールド

タイ、2月8日に総選挙 選管が発表

ワールド

フィリピン、中国に抗議へ 南シナ海で漁師負傷

ビジネス

ユーロ圏鉱工業生産、10月は前月比・前年比とも伸び
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
特集:ジョン・レノン暗殺の真実
2025年12月16日号(12/ 9発売)

45年前、「20世紀のアイコン」に銃弾を浴びせた男が日本人ジャーナリストに刑務所で語った動機とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の展望。本当にトンネルは抜けたのか?
  • 2
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジアの宝石」の終焉
  • 3
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 4
    極限の筋力をつくる2つの技術とは?...真の力は「前…
  • 5
    南京事件を描いた映画「南京写真館」を皮肉るスラン…
  • 6
    身に覚えのない妊娠? 10代の少女、みるみる膨らむお…
  • 7
    トランプが日中の「喧嘩」に口を挟まないもっともな…
  • 8
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 9
    大成功の東京デフリンピックが、日本人をこう変えた
  • 10
    世界最大の都市ランキング...1位だった「東京」が3位…
  • 1
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 2
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 3
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の脅威」と明記
  • 4
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 5
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 6
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 7
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア…
  • 8
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 9
    人手不足で広がり始めた、非正規から正規雇用へのキ…
  • 10
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 5
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 6
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 7
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 8
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 9
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 10
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中