イスラエル外相、迎撃ミサイル不足を否定
写真はイスラエルのサール外相。2月19日、米ワシントンで撮影。REUTERS/Kevin Lamarque
[ザジール(イスラエル) 15日 ロイター] - イスラエルのサール外相は15日、イランと親イラン武装組織ヒズボラによる攻撃が繰り返される中、イスラエルが弾道ミサイル迎撃弾の不足に直面しているとする報道を否定した。
米ニュースサイトのセマフォーは14日、匿名の米当局者の話として、イスラエルが米政府に対し、弾道ミサイル迎撃弾が危機的なほど不足していると伝えたと報じた。
この報道が正確かどうか、またイスラエルがレバノンと直接交渉を行う予定だというイスラエルメディアの報道についても問われたサール氏は「どちらの答えも『ノー』だ」と答えた。
イスラエル軍の関係者も迎撃ミサイル不足を否定し、軍は長期戦に備えていると述べた。
テルアビブ大学の国家安全保障研究所(INSS)によると、2月28日の米・イスラエルによるイラン攻撃以降、イランはイスラエルに向けて300発近くの弾道ミサイルを発射し、数百機のドローンを飛ばしている。
イスラエル軍によると、イランが発射したミサイルの半数はクラスター弾を搭載していたが、戦争開始当初から1日あたりの発射数は急激に減少しているという。
ヒズボラも3月2日以降、レバノンからイスラエルに向けてロケット弾を発射している。米・イスラエルのイラン攻撃開始時にイランの最高指導者ハメネイ師が殺害されたことへの報復と主張している。
イスラエル紙ハアレツは14日、関係者の話として、イスラエルとレバノンが近日中に直接会談を行う見通しだと報じた。
イスラエルの軍ラジオは15日、ネタニヤフ首相の側近で元大臣のロン・ダーマー氏が先週サウジアラビアを訪問し、ヒズボラに対する現在の軍事作戦が終結次第開始されるレバノンとの外交交渉に向けた新たなイニシアチブを模索したと報じた。
首相府の報道官はロイターのコメント要請に応じていない。





