米自動車関連団体、政権に中国メーカー参入阻止を要請 トランプ氏訪中控え
写真は2025年9月、上海で撮影。REUTERS/Go Nakamura
David Shepardson
[ワシントン 13日 ロイター] - 自動車関連産業の団体が、米政府に対し、中国自動車メーカーによる米参入の動きを阻止するよう要請した。今月末からのトランプ米大統領の中国訪問、習近平国家主席との会談に影を落としそうだ。
自動車メーカー、販売店、部品メーカーを代表する5つの団体が書簡で要請した。書簡は12日付。「世界の自動車製造の支配、米国市場参入を図る中国の継続的な動きに深刻な懸念を抱いている。こうした行動は、米国の国際競争力、国家安全保障、自動車産業基盤に直接的な脅威をもたらす」と指摘。中国製自動車を実質的に米国市場から締め出す内容を含む2025年の商務省の関連規制を維持するよう求めた。
「中国メーカーが米国内に生産拠点を設立することで、既存の規制を回避しようとするいかなる試みも、政権が拒否するよう強く要請する」とし、「輸入であろうと、国内生産であろうと(中国メーカーの)車両は米国自動車産業にとってのリスク、市場の歪みやリスクは本質的に同じである」と指摘した。
トランプ氏は1月、自動車産業の街デトロイトで、中国の自動車メーカーが米国で生産することについて、「もし彼らが米国に来て工場を建設し、あなたがたを雇いたいと言うなら、それは素晴らしいことだ。私はそれを歓迎する」と述べていた。
ワシントンの中国大使館は、中国製自動車が世界的に人気なのは「いわゆる『不公正な慣行』を用いているからではなく、技術革新と卓越した品質をもって激しい市場競争を勝ち抜いてきたからである」と反論。「中国は世界の自動車メーカーに対して門戸を開いており、米国の自動車メーカーも中国の巨大市場の恩恵を十分に享受してきた」と指摘した。
業界団体の書簡は、一部中国製車両の市場参入を認めるというカナダの発表も批判した。





