最新記事
セレブ

キム・カーダシアンのそっくりさん、死去──スリーサイズ109-58-109の砂時計ボディー、アダルトコンテンツでネット魅了

2023年4月28日(金)19時00分
イングリッド・メンドーサ
クリスティーナ・アシュテン・グラカニ

クリスティーナ・アシュテン・グラカニ @ashtens_empire-Instagram

<国際的なテレビやプリントメディア、ファッションのモデルを自称し、ツイッターのプロフィールでは、旅行ブロガーやコスプレアーティストも名乗っていた>

キム・カーダシアンのそっくりさんとして有名な、米モデルのクリスティーナ・アシュテン・グラカニが死去。34歳だった。インスタグラムのフォロワーは60万人以上。スリーサイズ109-58-109(センチメートル)の砂時計ボディーで有名だった。

【画像】脅威の砂時計ボディーを披露する、キム・カーダシアンのそっくりさん

家族によると、グラカニは心停止を起こし、4月20日に亡くなったという。グラカニのためにクラウドファンディングを立ち上げた家族は25日、プラットフォーム「GoFundMe」のページでこう説明した。

「美しい最愛の娘であり、きょうだいであるクリスティーナ・アシュテン・グラカニの、最も衝撃的で、不運で、予期せぬ死を伝えなければならないのは、深い悲しみであり、心が引き裂かれる思いだ」

「(4月20日の)早朝4時31分頃、『アシュテンが死んでしまう』と、取り乱して泣き叫ぶ家族の1人から悲劇的な電話を受けた。私たちの世界を一瞬にして打ち砕いたこの電話は、私たちの頭から一生離れないだろう」

家族によると、グラカニはなんらかの医療措置を受けた後に容体が悪化し、現在、「殺人」の疑いで捜査が行われているという。具体的な措置の内容については、故人のプライバシーと捜査中であることを理由に、明かされていない。

心停止は、心臓のポンプ機能が突然停止し、脳や体内の重要な臓器に血液が流れなくなることで起こる。心停止の主な原因は、心室細動や心室頻拍などだが、米国立衛生研究所(NIH)によると、心停止を起こす人の半数は、心臓に問題があることを自覚していない。

心停止は最も多い死因の1つで、米国では年間に少なくとも30万~45万人が死亡している。医療機関の外で心停止すると、10人中9人が数分以内に死亡するとの報告もある。

アダルトコンテンツでも知られる

グラカニの家族は、彼女の医療費と葬儀費用のためにクラウドファンディングを立ち上げた。目標は4万ドルで、26日時点で4500ドル以上の寄付が集まっている。

家族は、「人生で最も困難な時期」に受けた支援と、「思いやりのある言葉」に感謝を示した。

「アシュテンを知っている人なら、彼女にとって誰もが大切な存在だったことを知っているはずだ。彼女は、思いやりがあって愛にあふれた自由な精神の持ち主で、いつも出会った人に笑顔をもたらしていた」と家族は述べ、グラカニは心優しく、人とつながる才能があったと付け加えた。

「彼女がカリスマ的な喜び、ポジティブなエネルギー、周囲に振りまく美しい笑顔を10秒間注いだだけで、敵対する人を生涯の友人に変えてしまうのを何度も見てきた。アシュテンの心は、彼女を愛する人たちや残された人々に永遠に受け継がれる光だ」

グラカニは、国際的なテレビやプリントメディア、ファッションのモデルを自称し、ツイッターのプロフィールでは、旅行ブロガーやコスプレアーティストも名乗っていた。また、「OnlyFans」や「SextPanther」といったサイトで、でアダルトコンテンツを制作していた。

ニューズウィーク日本版 AIの6原則
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年7月22日号(7月15日発売)は「AIの6原則」特集。加速度的に普及する人工知能に見えた「限界」/仕事・学習で最適化する6つのルールとは


対談
為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 セカンドキャリアの前に「考えるべき」こととは?
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米政府機関、人員削減計画を縮小 大量の職員流出受け

ワールド

原油先物が小幅安、市場は対ロ制裁や関税を引き続き注

ワールド

米、メキシコ産トマトの大半に約17%関税 合意離脱

ワールド

米、輸入ドローン・ポリシリコン巡る安保調査開始=商
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:AIの6原則
特集:AIの6原則
2025年7月22日号(7/15発売)

加速度的に普及する人工知能に見えた「限界」。仕事・学習で最適化する6つのルールとは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    真っ赤に染まった夜空...ロシア軍の「ドローン700機」に襲撃されたキーウ、大爆発の瞬間を捉えた「衝撃映像」
  • 2
    「史上最も高価な昼寝」ウィンブルドン屈指の熱戦中にまさかの居眠り...その姿がばっちり撮られた大物セレブとは?
  • 3
    どの学部の卒業生が「最も稼いでいる」のか? 学位別「年収ランキング」を発表
  • 4
    エリザベス女王が「うまくいっていない」と心配して…
  • 5
    「お腹が空いていたんだね...」 野良の子ネコの「首…
  • 6
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長…
  • 7
    【クイズ】次のうち、生物学的に「本当に存在する」…
  • 8
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 9
    千葉県の元市長、「年収3倍」等に惹かれ、国政に打っ…
  • 10
    イギリスの鉄道、東京メトロが運営したらどうなる?
  • 1
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップを極めれば、筋トレは「ほぼ完成」する
  • 2
    「弟ができた!」ゴールデンレトリバーの初対面に、ネットが感動の渦
  • 3
    「お腹が空いていたんだね...」 野良の子ネコの「首」に予想外のものが...救出劇が話題
  • 4
    日本企業の「夢の電池」技術を中国スパイが流出...AP…
  • 5
    千葉県の元市長、「年収3倍」等に惹かれ、国政に打っ…
  • 6
    どの学部の卒業生が「最も稼いでいる」のか? 学位別…
  • 7
    イギリスの鉄道、東京メトロが運営したらどうなる?
  • 8
    エリザベス女王が「うまくいっていない」と心配して…
  • 9
    完璧な「節約ディズニーランド」...3歳の娘の夢を「…
  • 10
    トランプ関税と財政の無茶ぶりに投資家もうんざり、…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 3
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事故...「緊迫の救護シーン」を警官が記録
  • 4
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 5
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 6
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 7
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 8
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 9
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 10
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中