気まずい...米大物ミュージシャン、東京の街中に降臨するも「誰にも気付かれず」苦笑い
Awkward Video of Travis Scott Surprised No One Knew Him in Japan Goes Viral
トラヴィス・スコット(2017年6月) Helle Arensbak/Scanpix Denmark via REUTERS
<大人気ラッパーのトラヴィス・スコットが東京の街にサプライズ登場したものの、周囲の人々は(やや迷惑そうに?)彼を避けるばかり>
ラッパーのトラヴィス・スコットが、日本で気まずい瞬間に直面した。大勢の人が行き交う東京の交差点で撮影を行うも、彼が大物ミュージシャンであることに気付く人が一人もいない様子だったからだ。
■【動画】東京の人ごみの中に登場するも、完全に周囲にスルーされるトラヴィス・スコット
31歳のスコットは横断歩道の真ん中で、白地にカラフルなプリントが施されたオーバーサイズのフーディーを着てポーズをとった。それなのに周囲の通行人たちは、トラビスをよけながら横断歩道を渡っていた。
スコットはしばらくその場に立ち、それぞれの日常を過ごす人々の群れに加わろうとさえしたが、誰も自分を認識していないと悟り、すぐに笑顔で立ち去った。かぶっていたフードが途中で外れ、顔があらわになった後、スコットはたった今起きたことに笑いながらチームと歩き出した。
この気まずい瞬間を撮影した動画はツイッターに投稿され、4月7日現在、再生回数は380万回を超えている。動画で撮影場所は明かされていないが、付近の景色から日本の首都である東京(渋谷と思われる)で撮影されたもののようだ。ソーシャルメディアには、東京に滞在するスコットを記録した写真や動画がいくつも投稿されている。
この動画を共有したツイッターユーザーは、「とても気まずかったに違いない」と書いている。これに対して、珍しく注目されずに済んでよかったのでは、と指摘する人もいたし、からかう人もいた。
「期待外れ」「ホッとした」「ただの撮影」
あるユーザーは、「フーディーとかで驚かそうとしたんだけど、期待外れに終わったね」とツイートしている。別のユーザーは、「いや。彼はホッとしたに違いない。最後に浮かべた笑顔を見ればわかるよ。普通の人のように街を歩くことができるんだって気が付いたんだ」と分析する。
さらに別のユーザーは、スコットはカメラに向かってポーズをとっているように見えたとコメントし、「ただの撮影なんだよ」と結論づけている。
スコットは2014年に初めて日本を訪れ、その体験を「Houston to Osaka(ヒューストンから大阪へ)」というドキュメンタリーにまとめている。2021年のツイートでは、日本を再訪できる喜びを表現している。「日本に戻るのが待ち遠しいよ。しばらく行っていないから」
また、スコットは日本人デザイナーの藤原ヒロシとコラボレートし、スニーカーの「エア ジョーダン 1 LOW Travis Scott x Fragment(トラヴィス・スコット x フラグメント)」で大成功を収めている。
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