戦国武将マンガの金字塔『花の慶次』、原哲夫はジャンプ連載時「苦しかった記憶しかない」

見るものを圧倒する、生原稿に宿る緻密さと力強さ

©隆慶一郎・原哲夫・麻生未央／コアミックス 1990

『花の慶次』の生原稿。その緻密さにプロの高い技術を見る。描かれているのは、原さんが「ピーク」と語った聚楽第での秀吉との謁見シーン。傾いた装いで猿踊りを披露するも、再度現れた時は、誰もが見惚れる姿で現れる。気品あるその姿に、秀吉も「余に仕え」と口にしそうになる。

※Pen最新号の【特装版】は、原哲夫による『花の慶次』が表紙。

「戦国武将のすべて」
2023年2月号増刊　No.537　￥1,100（税込）

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