最新記事

K-POP

韓国アイドル、ファンにもみくちゃにされて腕を負傷する「問題シーン」

Stray Kids’ Han Injures His Arm As Fans Rush To Greet Them At Airport

2022年6月24日(金)18時12分
ジェニファー・マノンド
StrayKidsとファン

YouTube

<ボーイズグループ「ストレイキッズ」のメンバーが、ファンに囲まれて転倒。以前からグループはファンに「配慮」を求めていたが>

日本でも高い人気を誇る韓国のボーイズグループ「ストレイキッズ」のメンバー「ハン」ことハン・ジソンが6月20日、ソウルの仁川国際空港でファンの出迎えを受けた際に転倒して腕を痛める一幕があり、その様子を撮影した動画がSNSに投稿されて話題となっている。

ストレイキッズはこの日、ワールドツアー「MANIAC」の2日間の日本公演を終えて韓国に帰国。空港で待ち構えていた大勢のファンが彼らに駆け寄ったことが原因でハンが転倒し、腕を怪我した。

あるツイッターユーザーは、ストレイキッズのメンバーの周囲に押し寄せていた大勢のファンたちが、ハンの転倒を見て驚いた声をあげる様子を捉えた動画を投稿した。ハンは警備員の手を借りて立ち上がったものの、その後は痛そうに左手を押さえながら、空港出口に向かって歩いていく様子も動画に残されている。

このユーザーは動画に「KSTAY(韓国のストレイキッズファン)がストレイキッズのハンを転倒させたのか?? ハンは肘を痛めたようだ」というコメントを添えた。

韓国メディアのNewsenTVは、ストレイキッズが韓国に帰国した際の映像を放送。この映像には、転倒したハンをほかのメンバーたちが気遣う様子も映っていた。

別のツイートには、ハンが取材陣に「大丈夫」と告げる様子を捉えた映像が投稿された。彼はその後、集まった人々の声をシャットアウトするかのようにヘッドセットを着けて、ようやく空港の外に出ていった。

ハンが転んでも写真や動画を撮り続けたファン

ストレイキッズの忠実なファンたちはこの騒動を受けて、ハンへの応援の声を上げる一方で、空港に押し寄せたファン集団を非難した。

あるファンは、「(リーダーの)バンチャンが以前、『メンバーに何か悪いことが起きると』腹が立つと言っていたのを覚えていないの? あなた方は彼が大切にしているハンを転倒させた。バンチャンはきっと激怒している」とツイートし、バンチャンのかつての発言動画を投稿した。

別のファンは、マナーの悪いファン集団への怒りを表明し、次のように投稿した。「ハンが転んだのに彼ら(周囲のファンたち)が写真や動画を撮り続けていたことに、本当に胸が痛んだ。こんなことはファンがすることではない、あまりにひどいということに気づいて欲しい」

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

EU・仏・独が米国非難、元欧州委員らへのビザ発給禁

ワールド

ウクライナ和平の米提案をプーチン氏に説明、近く立場

ワールド

パキスタン国際航空、地元企業連合が落札 来年4月か

ビジネス

中国、外資優遇の対象拡大 先進製造業やハイテクなど
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    批評家たちが選ぶ「2025年最高の映画」TOP10...満足度100%の作品も、アジア作品が大躍進
  • 2
    素粒子では「宇宙の根源」に迫れない...理論物理学者・野村泰紀に聞いた「ファンダメンタルなもの」への情熱
  • 3
    ジョンベネ・ラムジー殺害事件に新展開 父「これまでで最も希望が持てる」
  • 4
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツ…
  • 5
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低…
  • 6
    待望の『アバター』3作目は良作?駄作?...人気シリ…
  • 7
    ゴキブリが大量発生、カニやロブスターが減少...観測…
  • 8
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 9
    ノルウェーの海岸で金属探知機が掘り当てた、1200年…
  • 10
    「何度でも見ちゃう...」ビリー・アイリッシュ、自身…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 3
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツよりコンビニで買えるコレ
  • 4
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 5
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 6
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低…
  • 7
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 8
    待望の『アバター』3作目は良作?駄作?...人気シリ…
  • 9
    空中でバラバラに...ロシア軍の大型輸送機「An-22」…
  • 10
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 5
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 6
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 7
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 8
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 9
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 10
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中