最新記事

ユーチューバー

BTSと共演した韓国人気子役がYouTubeで炎上 虐待されたのは猫か少女か?

2020年2月8日(土)16時30分
ウォリックあずみ(映画配給コーディネイター)

8歳でレギュラー番組のMCに

グ・サランちゃんは、2011年生まれの8歳の子役で、2018年ソウルキッズ・ファッションショー出演、シンデレラモデル選抜大会本選入賞などモデルとしてデビュー。その後、教育放送EBSの『アートッ子遊ぼう』『ピンポン幼稚園ドッキドキ』に出演。そして民放のSBS『あれこれおいしい授業(요리조리 맛있는 수업)』という子供向けグルメカルチャー番組ではMCを担当していた。公式インスタグラムでは、お洒落なファッションでスナップフォトをアップ、オジサン、オバサンたちの注目を集めて、まさに人気に火がつき始めたところだった。

そんな彼女が2019年末、一躍その名を知られるきっかけとなったのが、SBSの年末特番『SBS歌謡大祭典』のオープニングをあのBTSと共演したことだった。それがきっかけで、BTSのメンバー・ジミンからプレゼントをもらい、問題になった動画の中で"開封"されていたのは、そのときのプレゼントだったという。

ネットのバッシングは「児童虐待」か?

ネットユーザーからの批判を受け、母親は2日後の18日にインスタグラムに「サランの言葉表現と行動についてとても反省しています。今後はさらに気を付けるようにいたします」「サランもルイ(猫の名前)に謝り、今後は気をつけていくと約束しました」とし、「親として、もっとちゃんと教えなくてはならないのに、そうできなかった事に深く反省しています」と謝罪文を投稿している。

また、弁明として「サランはいつも猫にそんな態度を取っているわけではなく、大好きなBTSのジミンさんからのプレゼントを受け取って、興奮状態にあったため、猫にもおおげさに反応してしまったようだ」と付け加えた。

さらに、この2日後の20日には、サランちゃんの所属事務所J&Kエンターテインメントが声明発表をした。動画公開後から日に日に過熱するネット上での批判に「まだ8歳の子供にあまりにも苛酷な表現と、度を超した叱咤が降り注いでいる」「子供が無防備な状態で大きな傷を受け心配だ」と述べ、すでに謝罪文を公表したにもかかわらず収まらない過激な誹謗中傷コメントには「児童虐待ではないのか?」とも語った。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

TSMC、米投資計画は既存計画に影響与えずと表明 

ワールド

OPECプラス有志国が5日に会合、日量41.1万バ

ワールド

中国、EU産ブランデーに最大34.9%の関税免除 

ワールド

トランプ氏の発言注視とロシア報道官、電話会談「失望
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプvsイラン
特集:トランプvsイラン
2025年7月 8日号(7/ 1発売)

「平和主義者」のはずの大統領がなぜ? 核施設への電撃攻撃で中東と世界はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギに挑んだヘビの末路
  • 2
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 3
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコに1400万人が注目
  • 4
    【クイズ】「宗教を捨てる人」が最も多い宗教はどれ?
  • 5
    後ろの川に...婚約成立シーンを記録したカップルの幸…
  • 6
    職場でのいじめ・パワハラで自死に追いやられた21歳…
  • 7
    吉野家がぶちあげた「ラーメンで世界一」は茨の道だ…
  • 8
    為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 …
  • 9
    「コメ4200円」は下がるのか? 小泉農水相への農政ト…
  • 10
    1000万人以上が医療保険を失う...トランプの「大きく…
  • 1
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で大爆発「沈みゆく姿」を捉えた映像が話題に
  • 2
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギに挑んだヘビの末路
  • 3
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 4
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 5
    夜道を「ニワトリが歩いている?」近付いて撮影して…
  • 6
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 7
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコ…
  • 8
    砂浜で見かけても、絶対に触らないで! 覚えておくべ…
  • 9
    普通に頼んだのに...マクドナルドから渡された「とん…
  • 10
    【クイズ】「宗教を捨てる人」が最も多い宗教はどれ?
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 5
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 6
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 7
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 8
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 9
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 10
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中