主目標は中国発ECプラットフォーム...大量に流入する低価格の小包に苦しむEUが関税制度見直しで合意
2019年4月、ブリュッセルで撮影。REUTERS/Yves Herman
欧州連合(EU)は26日、電子商取引(EC)プラットフォームの取り締まり強化を盛り込んだ関税制度の見直しで合意した。主な標的は中国発のECプラットフォームで、違法もしくは危険な製品をEU域内で販売すると罰金を科される可能性がある。
EUはECプラットフォームを通じて域内に低価格の小包が大量に流れ込み、対応に苦慮している。昨年に域内で配送されたこうした小包は全体で58億個に上った。
欧州議会とEU加盟各国政府の代表が26日夜、最終的な具体策で暫定合意に達した。新制度では、EU域内で商品を販売するオンラインプラットフォームは輸入業者として扱われ、関税の支払いや製品の安全性に対する責任を負う。EU規則に繰り返し違反した企業は、過去12カ月間のEU向け総売上高の1―6%に相当する罰金を科される可能性がある。
EUは150ユーロ未満の少額小包に関税を課しておらず、この点が追い風となってSHEIN(シーイン)など中国のネット通販が急成長してきた。
EUはこの関税免除を廃止することを目指しており、暫定措置として7月から3ユーロの手数料を課す。さらに欧州委員会が追加の手数料を決め、11月1日から適用されることになっている。







