最新記事
BOOKS

もしもワニに襲われたらどうすればいい? 究極のサバイバルを学ぶ超・実用書

2023年4月6日(木)18時02分
flier編集部

閉塞感が深まる日本でどう生きるか

230404fl_bpc08.jpg

日本の論点 2023~24
 著者:大前研一
 出版社:プレジデント社
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

海外ではロシアのウクライナ侵攻の長期化や米中の新冷戦、北朝鮮のミサイル発射実験、国内では増えない賃金とは裏腹に物価の高騰が続くなど、世の中の閉塞感は深まる一方です。このような状況下で、私たちはどのように生きていけばいいのでしょうか。

日本人の誰もが抱くこの疑問に対し、明快かつ具体的な提案ができる日本では数少ない人物が、「マッキンゼー伝説のコンサルタント」として世界的に著名な大前研一氏です。

本書では、政治、経済、経営から、原発問題、食の安全保障、環境対策、教育、テクノロジー、国際情勢に至るまで、日本の様々な課題に対し、独自の視点で解説を行います。

そして、混迷の時代に自分を守ることができるのは自分自身に他ならず、リスキリング(学び直し)の重要性を訴えます。それも単なるデジタルスキルの習得だけでなく、AIには真似できない人間だけが持つ0から1を創造する「構想力」を磨けと断言します。

大前氏の圧倒的な知識とキャリアに裏づけられた様々な示唆に富む本書を、ぜひ一人でも多くの方々にお読みいただきたいと思います。

プレジデント社 書籍編集部 田所陽一

質問にテキパキと答える応募者は採るな

230404fl_bpc09.jpg

採るべき人 採ってはいけない人
 採用に悩む小さな会社のための応募者を見抜く技術

 著者:奥山典昭
 出版社:秀和システム
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

「なんで、あんな人を採ってしまったのだろう......」そう呻きながら、眠れぬ夜を過ごしたことがある中小企業の経営者や採用担当者は少なくないそうです。

中小企業は大企業に比べて知名度や採用予算などで不利になりやすく、母集団が集まらない傾向にあります。また、専門の採用担当者がいる大企業と違い、中小企業では、労務・人事管理なども兼務している採用担当者が多く、時間や経験がどうしても不足してしまいます。

このような状況の中では、数少ない応募者に感謝し、「長所を探しにいく採用面接」になりがちです。そして、質問にテキパキと答える応募者がいれば、たちまち「優秀な人材」となります。ビジネスシーンでは、基本的にスピードが評価されるためです。しかし、本書では、会社の成長を託せる「優秀な人材」ではなく、目の前の情報に反応して、すぐに答えを出そうとする「採ってはいけない人」だと判断します。

採用に悩む方々に向けて、「自分の頭で考え、自分で動ける人材」を見抜くための50の新常識を解説しました。時代に合わない常識や通念を捨て去ることで、小さな会社と「採るべき人」との縁が生まれることを願ってやみません。

秀和システム第4編集局 岩崎真史

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

EU議員団が訪中、中国製品の安全性と市場開放で圧力

ビジネス

午後3時のドルは158円後半でほぼ横ばい、イラン情

ワールド

インド中銀、8日は金利据え置きか 中東情勢見極め

ワールド

パレスチナ人死刑法撤回求める、国連人権高等弁務官が
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引、インサイダー疑惑が市場に波紋
  • 3
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イラン恐怖」の正体
  • 4
    中国がイラン戦争最大の被害者? 習近平の誤った経…
  • 5
    初の女性カンタベリー大主教が就任...ウィリアム皇太…
  • 6
    年金は何歳からもらうのが得? 男女で違う「最適な受…
  • 7
    北京に代わる新都市構想は絵に描いた餅のまま...大幅…
  • 8
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 9
    「え、なんで?」フライト中に操縦席の窓が覆われて…
  • 10
    韓国・週4.5日労働制が問いかけるもの ──「月曜病」解…
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 3
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 4
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 5
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 6
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 7
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 8
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 9
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 10
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のS…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中